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紫耀
紫耀
〇〇
〇〇
紫耀
紫耀
〇〇
〇〇
紫耀
紫耀
最近○○が俺に構ってくれない
同棲し始めの頃は 毎日イチャイチャして 楽しかったんだけどなぁ……
今や○○、俺よりも友達を 優先しているのだ
こういうのは気が引けるけど、
今日はちょっと○○に ついて行ってみようと思う。
可愛い○○が外で何してるのか 気が気でならない
この尾行がバレたら
○○に怒られて けんかして
別れてしまうのかとか
余計なことを考えてしまう
でも、この関係を保つには 大事なことだよ…ね？
俺はすぐに部屋を出る支度をした
〇〇
最近の紫耀は甘えん坊だ
私が友達と電話してたり、 スマホをいじってたりすると なんかチラチラ視線を感じるし
一緒にテレビを見てたりする時は 私に擦り寄ってくる
例の、上目遣いってやつで。
その目に弱い私は、 結局また紫耀に溺れてく。
ホントに紫耀が可愛すぎて、 友達と遊んででも一旦離れないと
紫耀に依存してしまいそうなんだ。
紫耀に嫌われたくなくて、 とにかく必死。
〇〇
華
〇〇
〇〇
華
〇〇
〇〇
〇〇
華
華
〇〇
華
華
華
〇〇
華
〇〇
華
〇〇
華
〇〇
華
〇〇
カフェで耳にした言葉
『紫耀のこと大好きなのに』
紫耀
本当は不安だった
○○はもう俺のこと 好きじゃないんじゃないかと
心に巻きついてた紐のような ものがスっと解けた感じがした。
でも、これは本心だと受け取って 大丈夫だよな？
下手な変装がバレる前に 店を出ようとした
その時
ガシャンッ
〇〇
華
○○が片付けようとした皿が 床に落ちて割れてしまっていた
〇〇
○○はすぐに手を伸ばして 割れた破片を集めようとする
〇〇
○○は手を切ったようだった
紫耀
〇〇
〇〇
紫耀
いてもたってもいられず ○○の元へ足が動いていた
割れた皿の破片を集めて 店員へ返した
〇〇
紫耀
紫耀
〇〇
華
〇〇
華
〇〇
紫耀
2人が声を発したのは同時だった
〇〇
紫耀
〇〇
紫耀
紫耀は割れた皿の破片を 拾ってくれたから 手には切り傷が たくさんついてしまった
途中寄った薬局で絆創膏を買った
たくさん絆創膏を貼りあった お互いの両手
紫耀はそれらを握らせ、 真っ直ぐに目を見てきた
紫耀
紫耀
紫耀
紫耀
〇〇
紫耀
紫耀
〇〇
紫耀
〇〇
今日は土曜日だし、 紫耀は友達とより、私と家に 居たがるから私が居ないとき 暇だなんてことはわかってた。
紫耀
〇〇
紫耀
〇〇
紫耀
〇〇
紫耀
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
紫耀
〇〇
目の前の真剣な眼差しを 見つめ返す。
紫耀
少し寂しがっていた 私の肩を紫耀が抱き寄せた
紫耀
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