だいぶシリアスです
no×ur注意 中学3年生の設定です
『おわりのはなし』 nour
担任
『チーーーーーーーー』
窓の向こう側から優しいニイニイゼミの鳴き声が聴こえる時期
今日もurさんは来ない
小学校からの幼馴染であるurさんは
夏休みが終わった新学期から学校に来ていない
ST
ST
ST
ST
ひそひそと噂が立つ
だれもなにもしらないで
ガラガラガラ
ur
担任
挨拶の声でurさんだと気づいた先生には笑顔が咲いた
でも
urさんの姿を見ると、一瞬で表情が曇った
それは周りの生徒も同様で
ST
ST
ST
ST
来ても来なくても噂は立つ
人間の思考は巡り巡って悪い方向へと全て繋げる
休み時間になれば、urさんは先生に呼び出しをされていた
きっと、首の包帯のこと
どガァン
no
大きな音がした方は空き教室で、urさんが呼び出された場所
担任
先生の止める声と、逃げる様に走るurさん
no
声をかけようとしたときには時既に遅し
僕は気づいたら走っていて、先生にも止まる様に言われたけど、止まれなかった
周りの生徒は驚いている人ばかりで、一体何が起こったのかと廊下を覗く人もいる
その中でも噂は立つ
『先生にせ_てきひがいを受けた』
『先生からた_ばつを受けた』
全部妄想に過ぎない噂話、終わりは創られない
no
ur
no
ur
ur
ur
弱々しく踞ってるurさんは初めてみた
no
no
urさんが逃げる相手は一体何人いて、その中に僕は含まれているのか
なんて気にする先に身体が動いていた
強引にurさんの手を引っ張り学校から家から遠い、遠い場所へ逃げる
ur
ur
no
no
no
ur
ur
no
ur
no
落ち着く波の音で
先生の声も、噂声も、なにもなにも聴こえなくなる
今は僕たち2人だけ
ur
no
ur
no
ur
ur
no
ur
ur
no
ur
no
no
no
ur
ザブン……
ur
海の中だから、言っていることが合っているかはわからない
けど、何となく“そう“言っている気がする
結局、僕らは逃げることしかできず、助けられる選択肢なんて最初からなかった
それでも、大好きな人と終止符を打てるなんて本望ですよね ?
来世なんてあるかはわからない、けど、今度は2人で始められるといいですね
おわり
だいぶタップ数が…………
解説系好きなので解説させていただきます
終わりがあれば必ずどこかで始まりがある、それを信じて今度は幸せを送りたいね…という思いが込められていました
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