自分
……ッ…
自分
…あれ…?
自分
…ここ…は……?
目が覚めると薄暗い路地のような場所に居た
自分
……どこ…だろ……
見覚えがない
自分
…えっと……
自分
(…誰も居ないのかな……?
自分
…あの…だ、誰か……!
自分の声が少しこだまするだけで 何も起こらない
自分
(…こんな所…居るわけ……だよね…
自分
少し…歩いたら何か見つかるかな?
自分
自分
……ここ…本当に何処なんだろう…
自分
…夜……それに…
自分
…都会の路地みたい……
自分
(凄く真っ暗…建物は沢山あるのに…
自分
…早くここから出ないと……
???
……そこに居るのは…
???
…?…どちら様でしょうか?
後ろから何者かに声をかけられた
自分
…ッ!!
自分
…だ、誰…!!
振り返るとそこには 小さな生き物を肩に乗せた 小柄なスケルトンが居た
自分
(…い、いつから居たんだ…⁉︎)
???
…おやおや…
???
…そんなに怯えないで頂きたい。
???
…敵ではありません。…今は…ね。
自分
(…今は……?)
自分
…あ、あの……
???
……?…あぁ…
ハナキ
…私はハナキです。
ハナキ
ハナキ
…それで貴方は?
自分
…え……え…っと…
自分
(…怪しい…名乗るべきだろうか…)
自分
(…けど…
…この人は名乗ってくれた…)
…この人は名乗ってくれた…)
自分
(…んん…
…でも…それは本当の名前?)
…でも…それは本当の名前?)
ハナキと名乗る小柄なスケルトンは 静かにこちらを見つめて
自分
(…ぅ……今考えても…
…仕方ないよね…)
…仕方ないよね…)
自分
…えっと……
自分
自分
……●●…です…