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翠
湊
翠
湊
翠
翠
湊
お兄ちゃんはそう言ってこの空間から
出て行った
翠
翠
翠
翠
翠
湊の言っていた言葉が
フラッシュバックして
思わずかすれ声でつぶやいた
翠
翠
翠
思いっきり頭をかきむしった
正直何をしたらいいのか
分からなくなってきた
悔しいけど
悔しいのは変わらないけど
そんな事を思っている場合じゃない
そう私の勘が言っていた
私は能天気ではあるけど
というか能天気だから
勘が鋭いのは自慢できる程だった
だから今日はもう何もしない方がいい
そう私は自分を信じて部屋に戻った
翠
翠
翠
翠
翠
翠
翠
翠
次の朝
翠
湊の部屋の前に何か貼ってあった
翠へ 何日か姿を見なくても 変に思わないでください お兄ちゃんより
翠
翠
私はかすれ声でつぶやいた
翠
翠
今までずっと一緒に暮らしてきて
こんな事一度も無かった
翠
そっと部屋に耳を近づけたが
部屋からは物音1つ聞こえなかった
翠
私は喉の奥からかすれた声でつぶやいた