テラーノベル
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あの子は、いつの間にかいなくなっていた
特別な出来事があったわけでもなく、世界が壊れたわけでもない
気づいたときにはもう、そこにはいないことのほうが自然になっていった
翌日も朝はきて、学校のチャイムは鳴って、何時も通りの時間が流れた
何時も通り ... だけど 、
あの子だけが違くて、あの子だけが遠いように感じた
あの子はふとした瞬間に消えてしまった
あの子の存在のような空気が少し軽くなった
でも何故だろう
私はまたあの子に会えると思って
道ですれ違う気がして足を止めたり、名前を呼ばれたような気がして振り向いたり
でも、それは私の勘違いで
そこには誰もいない、なにもない
ただ、心地よい風が吹くだけだった
時間が経つにつれて、あの子のことを思い出す回数は減っていった
それなのに、ふとした瞬間に
胸の奥が静かに痛む
青くて、白い雲、晴れた空
そんな
綺麗なものを見たとき
理由もなく、泣きたくなる
涙が頬を伝って地面に堕ちた
思い出そうとすると、
綺麗な顔は曖昧で、綺麗な声も遠い
確かに存在していたはずなのに、記憶の中で少しずつ溶けてゆく
人間は皆こうなのだろう
時間が経つにつれて記憶は少しずつ溶けてゆく
それでも完全には消えなかった
忘れたはずの感情、記憶が名のないまま残っている
触れたはずの私の感情、記憶
それを思い出す為に
何度も同じ景色を見る
あの子は居たのかな?
同じ景色
違うかもしれない
雲は移動する
だったら、もうあの景色はみれないのだ
同じ景色は私の思い込みであって、よく見るとまた別の何か、違うものなのかもしれない
そうか、あの子も違うんだ
あの子もまた違う別のなにかなのかもしれない
綺麗な顔や声その日の気分
あの子だって違うんだ
勿論 私も
毎日
違う 、だから
何時の間にか居なくなっていた ?
出会いあれば別れはある
もしかしたら
あの子だけ
別れも、終わりもない
きっと曖昧なままだった
この世界はよくわからないものだらけ
この世界は矛盾だらけだ
嘘を尽くし、本当のことを言うことがある
何が嘘で何が本当なのか
自分自身にしかわからないのだ
それがあの子だった?
あの子は自分自身しか分からないものであって、けっして他の子にはわからない
ず - っとあの子は曖昧なままだった
私は気づいた
あの子はもう戻らない
でも、いなくなった訳じゃない
思い出になりきれず、曖昧な存在
誰にも見えなくて、触れられなくて
それでも確かにそこにあるもの
今も私は時々立ち止まる
何もない場所で、何もいない
誰かを感じながら
風が止んだあとに残る、何もないはずの余白
そこに、確かに
あの子はいる
消える直前の光みたいに
弱く、静かに息をしている
そして静かに思う
---- きっとこのままでいいのだと 。
???
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
このスト書くの難かしすぎて なんかよくわからんストが出来ました😿💭 初めて❕❕
⬆️のチャット?
を使わずにやりましたよ❕❕ 頑張ったね - 💪🏻❤️🔥 たくさん💗&💬下さいな🤲 Bye
コメント
4件
なんだろう、、💭 透愛ちゃんって感じの綺麗な物語だった...!!︎🫶🏻💕 飽和って最大限に満たされた状態であることって意味だから、飽和してって事は、最大限に満たしてって意味になるのかな…?
チャット ないのも 新鮮 で いいねぇ ✨️ いろんな 想像 が できて 楽しい 💗
えこのストめっちゃ好きだよ!! さいこうでした😻🤍