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こちらは、『革命家テルちゃん』という方が企画している【みんなおいでよコンテスト】に参加させていただいた作品です。 たまたま投稿する予定だったものをフリースタイルとして企画を支援出来たらなという形で参加させていただきました。 このコンテストは一次創作の読み切り小説でしたらどんな作品でも参加可能ですので、みなさんも是非テルさんの投稿から概要をチェックしてみてください! 一次創作民に希望を!
注意
この作品には以下の要素が含まれます ・GL/百合(女の子同士の恋愛のこと)
苦手な方は閲覧を中止してください
では、ごゆっくりお楽しみください
ある日突然の事だった
先生
先生
3人の職場体験生が来た
先生
拓海
杏
杏
そしてもう1人
黒澪
黒澪
小学校に職場体験でやってきたお姉さんに、一目惚れしてしまったのだ
由乃
「中学生の先生」にクラスメイトは興味津々のようだった
クラスメイト
クラスメイト
杏
拓海
質問攻めにするクラスメイト達とは対照的に、私は席に座ってじっと黒澪先生を眺めていた
黒澪
黒澪
クラスメイト
クラスメイト
由乃
眺めていると黒澪先生と目が合う
黒澪
由乃
慌てて目を逸らした
黒澪
クラスメイト
クラスメイト
拓海
クラスメイト
クラスメイト達から離れた黒澪先生は私に近付いてきた
由乃
黒澪
黒澪
ニコッと微笑む先生はとても可愛くて美しかった
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
由乃
黒澪
由乃
黒澪
由乃
由乃
黒澪
我ながらクサイセリフだと思った
小学生で言えるセリフでは無いだろう
黒澪
黒澪
本心でそう思った訳では無いだろうが、先生は頭を撫でてくれた
由乃
それから私は先生にアピールをすることにした
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ると私は一目散に先生のところに行った
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
拓海
杏
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
拓海
杏
クラスメイト
クラスメイト
一日目は、そうやって過ごした
2日目
授業が終わると私は先生の所へ行った
由乃
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
拓海
杏
由乃
一日中、先生に好きと言った
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
黒澪
拓海
杏
クラスメイト
クラスメイト
由乃
何とかして明日までに伝えたいと思った
3日目、職場体験の最終日
今日を逃せば先生と会えなくなってしまう
だから、確実に気持ちを伝えられるように授業中に手紙を書いている
先生
先生
由乃
そして給食の時間
この3日間、先生達は色んな子の近くで給食を食べていた
そして、今日は黒澪先生が私達の班で食べる
黒澪
クラスメイト
クラスメイト
由乃
そして私は授業中書いていた手紙を渡す
由乃
黒澪
先生は手紙を受け取った
黒澪
給食を食べ終わって、お昼休み
私は先生に呼び出された
由乃
黒澪
先生は少し言いにくそうにした
それもそうだろう
私が手紙に書いた内容は、先生に一目惚れしたこと、先生としてじゃなく、1人の女の人として好きになったことだからだ
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
正直、何も言えなかった
何も言葉が出なかった
その時の私にできたのは…
由乃
返された手紙を受け取りながら頷くだけだった
それから何年かが経って、私は高校生になった
玲美
玲美
由乃
由乃
玲美
玲美
高校生になった私は、好きな人ができることも無く、甘酸っぱいような恋愛をする訳でもなく、ただ毎日を過ごしていた
入学式で仲良くなった子が恋バナ好きすぎて毎日のように好きな人の有無を聞かれるけど…
玲美
由乃
玲美
玲美
由乃
そして学校に行く前にコンビニに寄った時、事件は起こった
由乃
入店してすぐ、私は固まった
玲美
驚くのも無理はないだろう?
なぜなら…
黒澪
あの時の女神がコンビニ店員をしていたのだから…!
由乃
玲美
玲美
由乃
その時は学校もあったため、すぐコンビニから出たが…
正直、チャンスだと思った
それから、私は授業が手につかなかった
玲美
玲美
由乃
由乃
玲美
玲美
由乃
玲美
由乃
相手が女なのは話すつもりもないが、玲美を心配させている以上このくらいは伝えといた方がいいだろう
玲美
玲美
由乃
玲美
恋バナが盛り上がった
その日から、コンビニでバイトする女神にアタックするようになった
最初はよくものを買うところから初めて、顔を覚えてもらうようにした
由乃
黒澪
黒澪
由乃
由乃
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
黒澪
由乃
由乃
由乃
そんな風にコンビニに通い詰める生活を続けて数週間
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
由乃
女神に話しかけられた
由乃
買ったのはお菓子と飲み物だった
黒澪
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
黒澪
由乃
その後、授業が手につかないほど浮かれたのは言うまでもない
そしてそんな生活をさらに続けて
黒澪
由乃
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
由乃
由乃
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
由乃
約束を取り付けることが出来た
そして5時
由乃
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪さんが見せてくれたQRコードを自分のスマホで読み取る
由乃
黒澪
黒澪
由乃
黒澪
由乃
黒澪
黒澪
黒澪
由乃
それから私は連絡先が嬉しすぎてずっとスマホ画面を眺めていた
由乃
由乃
黒澪
由乃
由乃
由乃
興奮して寝れなかった
黒澪
私は黒澪
何年か前、中学生の時に職場体験で会った女の子と連絡先を交換した
その女の子…由乃ちゃんは、職場体験の最終日に私に手紙を書いて、その内容は私に対する告白のようなものだった
その時私は、憧れからの勘違いのようなもので、一時的なものだろうと判断し、由乃ちゃんを諭す形で断った
だけど……
黒澪
今、たまたまコンビニで再会して、コンビニ店員と客というビジネスの関係であるにもかかわらず、由乃ちゃんは私に連絡先を聞いた
私が由乃ちゃんに話しかけたのは、常連さんだから会話をしようと思ったからだったが…
黒澪
でも、自分側にもよく分からないことはある
黒澪
黒澪
そして、ひとつの結論にたどり着く
黒澪
可愛いものが好きな私は、思考を放棄した
玲美
由乃
玲美
由乃
コンビニに通い詰めて2ヶ月が経った
関係としては、毎日連絡を取っておやすみを言う程度
そして、1回だけ休みの日に一緒に買い物に行ったくらい
玲美
玲美
由乃
由乃
そして数日後の祝日
私は公園に黒澪さんを呼んだ
黒澪
由乃
黒澪
由乃
私は、黒澪さんに告白することにした
由乃
私は黒澪さんに手紙を渡した
小学生のとき、黒澪さんに渡したあの手紙を
黒澪
黒澪
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
由乃
黒澪
私が言い終わると、黒澪さんは少しの間考え、そして口を開いた
黒澪
そして、私に近付いてきた
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪さんはそう言うと私の顔に近付き、ほっぺに感触を感じた
由乃
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪
黒澪さんはニコッと笑いながら私に手を差し伸べた
由乃
由乃
それから私達はカラオケに行った
『恋人関係』と言うのにドキドキしながら──
──fin