くるみ
はぁー、かっこいいな梅澤
先輩は、、

くるみ
私なんかきっと相手
にもされない、、

キックボクシング部の梅澤。そのマネージャーであるくるみ。高校1年生のくるみは先輩、高校2年の梅澤に恋をする
梅澤
シッシシ!
シュ!シシシ!

五十嵐
おらー!ラストラウンド!
気合いいれろ梅澤ぁー!

梅澤
うす!
ラストラウンド
お願いしやす!

高校3年生五十嵐。
高校生活ラストのインターハイ
にむけて努力を続ける。
くるみ
(すごい気合い…
いつもがんばってるな…)

くるみ
梅澤せんぱーい!
ラストラウンドがんばー!

梅澤
おう!
さんきゅ!

くるみ
梅澤先輩お疲れ様でーす!
はい、差し入れです!

梅澤
おお!
ありがとな、くるみ!

梅澤
(ニコッ)

くるみ
(ドキッ)

くるみ
(やば。かっこよすぎる…)

梅澤
ん?どした?

くるみ
い、いえ!なんでも
ないです!

梅澤
そうか

くるみ
ああの、

梅澤
ん?

くるみ
せ、先輩って、好きな人とかって、いるんですか?

梅澤
そーだなー

梅澤
ま、いるのはいるな笑

くるみ
そそそ、そーですか!
わかりました!お疲れ様です!さよならー!

梅澤
ん?おう、またなー

五十嵐
ほーう笑

梅澤
ん?なんすか?五十嵐さん

五十嵐
いーや、なんでもないよー

五十嵐
(ニヤニヤ)

くるみ
(はぁ…今日はキック休みだから先輩に会えないや…)

くるみ
(先輩の好きな人…)

くるみ
(誰だろう…)

梅澤
お!くるみじゃねーか

くるみ
せ!せんぱい!

梅澤
おー偶然だな

梅澤
なにしてんだー?

くるみ
い、いえ、暇してて(笑)

梅澤
そーか、

梅澤
俺も暇なんだ

梅澤
よかったらこれから少し付き合ってくんね?

くるみ
(えー!うそー!
やった、先輩とお出かけなんて夢見たい…)

梅澤
あ、嫌だったらいいんだぞ?

くるみ
い、いえ!行きます!

梅澤
ふぅー今日はありがとな!
付き合ってくれてよ!

くるみ
いえ!こちらこそありがとうございます😊

梅澤
それじゃあ、また明日キックで会おうぜ

くるみ
はい!さよならー!

梅澤
おう!

梅澤
(ん、アノニムか…)

梅澤
(なんだか嫌な予感がする…)

梅澤
今の声は…!!
くるみ……!!!

くるみ
はぁ、はぁ、

くるみ
(なんなの…)

くるみ
(さっきから後ろの人につけられてる気がする…)

くるみ
(アノニム…
桐生…か…)

???
おい

くるみ
きゃっ

くるみ
(びっくりした)

???
そんなに驚くなよ笑

くるみ
ど、どちら様ですか?

桐生
俺は桐生だ

くるみ
…!!!

くるみ
アノニムのリーダー。

桐生
せいかーい笑笑

くるみ
な、なんのようですか!

桐生
こっちにこい。

くるみ
きゃぁぁぁぁ!!

桐生
大人しくしやがれ!

くるみ
痛い…

くるみ
(助けて。梅澤先輩…)

梅澤
うぉぉぉぉおおお!

梅澤
俺の好きな女に、手ぇ出すなぁぁあー!!!

桐生
ぐわっ

くるみ
う、梅澤先輩…

梅澤
大丈夫か!

くるみ
う、うぅ

梅澤
お前はそこにいろ。

梅澤
こいつは俺がぶっ倒す

桐生
ほー

桐生
ゆってくれるじゃねーか男前

桐生
ゆっとくけど俺は強いぞ

梅澤
上等だよ。

梅澤
こいつに手ぇ出したお前は
ぜってー許さねぇ。

くるみ
先輩…

桐生
邪魔するやつはぶっ殺す…

梅澤
御託はいいからよ、

梅澤
こいよ…

梅澤
はぁ、はぁ、はぁ

桐生
…………

梅澤
俺の勝ちだ

梅澤
お前はそこで眠ってろ

梅澤
いくぞくるみ

梅澤
立てるか?

くるみ
はい。

くるみ
(まさか先輩が私の事好きだったなんて…)

梅澤
なぁくるみ

梅澤
ごめんな

梅澤
守ってやれなくて、

くるみ
そんなことないです!

くるみ
先輩が来なかったら私どーなってたか、

くるみ
ほんとに、ありがとうございます

梅澤
なぁくるみ

くるみ
はい?

くるみ
え、?

梅澤
なぁ、くるみ

梅澤
俺と付き合ってくれねーか?

くるみ
え、、、

梅澤
いや、か?

くるみ
いえ、、

くるみ
私なんかでいいんですか?

梅澤
お前がいいんだよ

梅澤
お前じゃなきゃ嫌なんだ

梅澤
俺のそばで、俺がインターハイ優勝するの見守ってくれよ

くるみ
やばい…

くるみ
うぇ、うっ、うぇぇん、、

梅澤
お、おい

梅澤
どーしたよ

梅澤
何泣いてんだ

くるみ
うっうっ、

くるみ
嬉しくって。

くるみ
先輩

梅澤
ん?

くるみ
私で良かったら、付き合ってください!!

梅澤
おう!

梅澤
なら、これから宜しくな😁

くるみ
はい!!

こうして2人は付き合うようになった。
そして、幸せで、なおかつ刺激的な人生
を歩んでゆく。と、まぁそれはまた次回のお話になりましょう。