コメント
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こういうのもいいですねぇ…
大好きだった
優しくて
かっこよくて
強くて
面白くて
サッカーが大好きな男の子なんだ
潔
蜂楽
蜂楽
潔
俺たちは幼稚園が一緒で
親同士も仲がよくて
ずっと一緒で
ずっと仲良しのままだと思ってた
でも
モブ
蜂楽
潔
小学4年生ぐらいから
話さなくなった
話さなくても
俺は好きだった
ずっと好きだったら
いつか報われると思っていた
蜂楽
そう言われたのは
誰もいない空き教室
ずっと話していなかったのに
突然話しかけられて
告白された
蜂楽
蜂楽
蜂楽
嬉しかった
幼稚園の時好きになって
10年間も好きだったから
でも
好きと言う言葉がどこか
おかしい所に落ちてしまって
その代わりに
気持ち悪いと言う感情が
来ちゃったんだ
俺は言った
潔
蜂楽
これが間違いだった
俺が蜂楽に気持ち悪いと言った事はすぐに広まった
俺の机には沢山のメッセージが書いてあった
メッセージをもらえて嬉しいはずなのに俺は泣きそうだった
蜂楽は気まずそうに俺の事を無視した
あんなに好きだったのに
見てるだけで幸せだったのに
蜂楽は俺の事が嫌いなの?
他の人達は俺を沢山笑った
水をかけてくれたり
パンを買いに行かせてくれたり
色々してくれた
でも俺は嬉しくなかった
だからこの世界とお別れする事にした
死ぬなら飛び降り自殺と決めていた
学校は意外と高くて
一発で死ねる高さだった
やっと
潔
蜂楽
潔
ガシャン
蜂楽
俺の体は逆さまになって
すごい速さで落ちた
ドパンッ!
モブ
モブ