コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
女性店員
女性店員
軽く会釈をしてお店を出る
今日買ったのは友人の誕生日を祝うためのケーキだ。
オーソドックスなショートケーキの小さいものを購入し、彼女にプレゼントする。
メグミ
小さくそうつぶやくが、本心はそんなことない。
友達想いと思っている自分が好きなだけ
いや、きっとそれですらないだろう。
いわゆる義務的な関係
いてもいなくても変わらないけど、『人』として必要だからこの関係を崩したくない、それに過ぎない。
だって私は、人の幸せを祝うのが苦手だ。それ以上に人の幸せが憎く感じる瞬間がある。
それはきっと、私が『自身を幸せ』と感じないからだろう。
他者が喜ぶ姿を見ても私は『良かったね』で終わる。
その喜びに私は関与してないし、成しえたことがどれだけ大きくても、その規模感は私にはわからない。
多分私は世の中で言う『普通』から少し枠をはみ出た存在なのだろう。
個人的には普通だと思っているが、他人から見ればそれは普通を演じる狂人になるのだろう。
それが顕著に見られるものは何か?という問いに対して私が出す回答は
『他人に興味がない』という回答になる
他人を知ったところで所詮他人。自分の価値観を共有できる人だとしても必ずどこかでほころびが生じる。
そして、そのほころびから築き上げたものは音もなく崩れていく。
だから私は他人に興味を示さない……。いや、示せないんだと思う。
本当の自分を知られたとき、その瞬間を想像して幻滅されることを恐れて怖くなるんだと思う。
傷つくのがわかっていて他人に近寄るなんて愚かな行為なんだ。でも、自分は幸せを願いたい。
他人に興味が示せなくても……。そんな自分でも幸せになりたい。
そんな思いがきっと嫉妬に変わり幸せを祝うことができないのだろう
なんてわがままな人間だ私は……。
自分が傷つくのが怖くて他人に話しかけない。自分を語らないくせにいっちょ前に幸せそうな人間を一方的に恨んで……。
その拗らせた先が、他人に興味を示さないというところに行きついたのに
結局幸せな人間を妬み恨むなんて都合のいい話だ。
身近な幸せすら自らが塞いでるのに、それを『何か』のせいにしたくて言葉として吐き捨てる。
そんなことを何度も繰り返し思考し、自分に嫌気がさす
幸せを願えば願うほど、自己嫌悪に陥る。
他者を憎めば憎むほど自分の小ささを痛感する。
じゃあ私はどうすればいいの?
心を殺して生きていくの?
幸せを願わず、他者に目を向けず、ただ決まった日々を過ごし役割を果たすだけの人生を送るの?
それが私の生きる道になるの?
考えれば考えるほど胸が苦しい
どうすればこの悪循環を抜けられる?
変わるしかない……よね。
このマインドも捨てて新しい生き方を見つけないとだよね。
その方法もいまだ見つけれてないけど……。
アサミ
メグミ
メグミ
アサミ
アサミ
メグミ
アサミ
メグミ
アサミ
メグミ
アサミ
メグミ
メグミ
アサミ
メグミ
メグミ
メグミ
メグミ
メグミ
メグミ
アサミ
アサミ
アサミ
メグミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
メグミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
メグミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
アサミ
メグミ
メグミ
その後チャイムが鳴りほかの友人も合流する
そして、そのまま家主の誕生日パーティーが開催された