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若年性アルツハイマー

#ここだよなり!

猫宮 青                ⚪ほとんど公式と同じ         ⚪若年性アルツハイマーを持っている ⚪忘れることが最近多くなってきている

 

大神 赤  ⚪ほとんど公式と同じ  ⚪青が若年性アルツハイマーを持っていることは    知らない  ⚪最近青がおかしいと感じている

 

稲荷 水  ⚪ほとんど公式と同じ  ⚪青が若年性アルツハイマーを持っていることは    知らない  ⚪最近青がおかしいと感じている

白(紫)

 

有栖 白  ⚪ほとんど公式と同じ  ⚪青が若年性アルツハイマーを持っていることは    知らない  ⚪最近青がおかしいと感じている

 

乾 桃  ⚪ほとんど公式と同じ  ⚪青が若年性アルツハイマーを持っていることは    知らない  ⚪青が最近おかしいと感じている

黒(黄)

 

獅子尾 黒  ⚪ほとんど公式と同じ  ⚪青が若年性アルツハイマーを持っていることは   知らない  ⚪青が最近おかしいと感じている

〜 注 意 〜 ・ n m m n ・ 病 み 表 現 あ り ・ ご 本 人 様 と は 一 切 関 係 あ り ま せ ん 。 ・ パ ク リ 、 通 報 な ど は N G ・ パ ク リ は し て い ま せ ん 。 ・ 🎲 様 で す 。 ( 青 メ イ ン ) ・ コ メ ン ト 欄 で は メ ン バ ー の 名 前 や グ ル ー プ 名 を 伏 字 で 表 す よ う お 願 い い た し ま す 。 ・ ア ン チ コ メ ン ト は や め て く だ さ い 。

𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭

青_side(青視点)

ふぅ……。

久しぶりに土曜に仕事がない日。

今日は家でゆっくりしてよっかなー...と、思っていた矢先

机の上にあった俺のスマホが突然鳴り出した。

誰だろう、?と思いながらも立ち上がり

机に向かっていくとスマホの画面が少しづつ見えてきた。

なり続ける俺のスマホの液晶画面には「ないこ」と書かれていた。

俺何かしたかな、と思いつつボタンを押した。

あ、もしもしー?

まろー?

もしも―し

スマホを耳に当てるとないこの声が聞こえてきた。

どうしたん?

どうしたん?じゃないよぉ!

戸惑う俺にないこが続ける。

今日会議だよ!?

え、!?

急に今日が会議の日と告げられまたもや戸惑う。

ぇ、……?

ぇ、もしかして忘れてた、?

ぅあ、ごめん…?

もう、!笑

みんな怒ってないから、!

笑って言ってくれる彼。 そいういところがほんまに優しすぎる。

でも、早く来てね、?

おん!なるべく早く行くわ!

ほんまごめん!

なるべく急いで行くと伝え、 ないことこの通話を切る。

ないこ さんとの通話を終了しました。

っえ、ほんまに会議忘れとったん?

ないこの言葉を信じているけど、

不安になりカレンダーを見てもう一度、 今日の予定を確認した。

……ッッ!

カレンダーを見たらきちんと『会議』と書いてあった。

自分で言っちゃうけど、 いつも会議なんて忘れることなんてない俺が

忘れているのは自分でも驚いた。

…………

…ッ!

何故かぼーっとしてしまっていて、 数秒後に意識が戻りすぐに行く準備を始めた。

いろいろと準備した後に忘れ物を確認し、

行ってきま―す!

俺しかいない家に大きな声で挨拶をし、 家を飛び出して行った。

N_side(N視点)

まろと電話して数十分経った今。

俺らは何しているかと言うと

子供組は安定のゲーム。 そして保護者組は他愛のない世間話をしてまろを待っていた。

…………

黒(黄)

ないこーどうしたん、?

いやー……

まろ遅すぎんか、?って思って、、

黒(黄)

そう、やな~……

さすがに遅すぎたからあにきに伝えて見た瞬間 ドアがひらく音が玄関から聞こえてきた。

あ、まろきた!

ちょ、玄関行ってくる!

黒(黄)

おん!ww

黒(黄)

(騒がしいなぁ...笑)

青_side(青視点)

はぁっ…、はぁッ、

走ってきたため膝に手をついて息を整えていると、

はーい!!

今開けるねー!

という元気な、ないこの声が聞こえてきた。

元気な声が聞こえてきた数秒後。

俺の目の前の扉が開いた。

まろー!

おはよ!

おはよ!

明るく挨拶をかわした後、ないこは挨拶の声よりも 少しトーンを抑えて俺に何かを尋ねてきた。

今日、会議忘れてたね、?

……ぁ、えっと…、

それ~は、…ほんまにご、めん……

会議を忘れていた、ということをないこに言われ 怒られるのかと思い、戸惑いながらも謝罪した。

あぁ、!

全然怒ってるとかじゃなくて……

でも、ないこは怒ってるわけじゃなかった。

わけが分からなく頭にハテナマークを浮かべていると ないこがまた話し出した。

いや、まろが会議なんて忘れるの

珍しいな~って思っだけ...

……ッ、!

それは自分でも思ったことだった。

やっぱり俺だけじゃなくてないこも思っていたらしい。

昨日、なにかあったの、?

いや、普通にッ……

忘れッ、てた…だけ……

急に問い詰められ嘘を付かず 正直に言った。

正直に言ったらまたもや怒られるんじゃないかと怖く、 声を段々と小さくして言ってしまった。

...そっ、か……

俺の正直な答えに『そっか』とだけ返され、 話題は変わった。

まぁ、みんな待ってるし、!

まぁ、話題を変えたのも無理はなかった。

行こっか、![苦笑]

ぉ、おん…!

ないこは雰囲気を明るくさせようと少し苦笑いをしながら言った。

やはり気になっているのだろう。

俺が会議を忘れたということが。

部屋に入った瞬間、 騒がしくゲームをしている子供組と

その子供組を眺めるあにきが俺の目に飛び込んで来た。

黒(黄)

おぉ、

黒(黄)

まろおはよう!

あにきぃぃ!おはよ―!

俺が来たことに気づいたあにきが挨拶をしてくれた。

ヨソオ                 平然を装おうと思い、いつも通りに挨拶を返した。

白(紫)

まろちゃんおっは~!

まろ来たんだ!

おはー!!

おはよー

おは―

あにきに続けて子供組も挨拶をしてきた。

よし、まろも来たことだし!

会議始めよっか!

黒(黄)

そうやな!

さっきの低いトーンとは明らかに違う 明るい声でないこは会議を始めた。

―会議終了―

よし!

じゃあ解散!

ないこが解散の合図を言った隙に 子供組がさっきの騒がしさをとり戻した。

いぇ~い!!

ふぅぅぅ!

白(紫)

お前ら!

白(紫)

またゲームするよな!?

りうらする!

僕もーー!

子供組は全員参加らしい。 そりゃそやな。

白(紫)

大人組は?

俺らにやるかやらないかを聞いてきた初兎。 その次にあにきが応答した。

黒(黄)

俺~は、こと後予定あるから、

黒(黄)

ええかな!

黒(黄)

ごめんな!

あにきは予定が入ってるらしい。

白(紫)

全然おけー!

すぐさまOKが出され、 その隙に俺が応答した。

俺もええかな、!

ごめん、!

白(紫)

乗れないな―!笑

また今度やろ~や…笑

あにきに続けて帰るため 初兎に乗れないなと言われ苦笑いをしながら今度を誘ってみた。

白(紫)

絶対今度な―!!

おん…!笑

絶対と言われまたもや苦笑しがなら相槌をとる。

んー、

すぅ...やってやるか!

ないくん!やってくれるの!?

ないこはやるらしい。 りうらが嬉しそう。やっぱ赤組や。

はいはい...ww

やるよ!

いぇぇ~い!

ないちゃんないすぅぅ!!

ないこがやると宣言したあと ほとけが急に騒ぎ出した。

www

まろにき無視していいよww

気おつけて帰りなよ―!!

子供組が騒いでる隙にないこは俺らを帰らしてくれた。 神。

黒(黄)

おう!

黒(黄)

じゃ、またな!

あにきが帰ったあとすぐに俺も帰ることにした。

ばいば~い!

ないこに挨拶をいい、ないこの家を出て行った。

ここから少しづつ俺と"メンバー"への地獄が始まっていくことを

まだ誰も知る余地もなかった。

ある日。

ん~…………。

部屋でベッドに寝そべり、ぼーっと携帯を眺めていたら

ある1件のLI○Eが届いてきた。

それはないこからで

『まろ―!また会議忘れてる?今日会議の日だよ―!』

という内容だった。

っえ、ま…た……?

……今日って会議なん!?

ないこのLI○Eを2度見し、すぐさまカレンダーに目をやる。

そこには前と同じくきちんと『会議』とかかれていた。

なんで……、

また会議を忘れていたことに罪悪感を抱きながらも

俺は急いで家を出る支度をして、少し駆け足で家を出た。

…………

慣れたことのある道をぼーっと歩いていた。

………[止]

突然ないこの家までの分かれ道のところで急に道を忘れてしまい その場で立ち止まる。

…ッ(どっちやったけ、?)

いつもの道なのに。

前までわかっていた道なのに。

………(なんで思い出せへんねん、!)

早く行かないといけないという焦りもあるのか すごく不安になってきた。

……ぅあ、ポロ

思い出せなくて、不安で、情けなくて涙が一つ 俺の頬に一筋の線を描いた。

思い出そうとしてもなかなか思い出せない。

思い出せないというか記憶からない、?

その時、俺のポケットの中に入っているスマホが 振動しだした。

……、?ポロ

ポケットからスマホを取り出して見てみると 『ないこ』からの着信だった。

とっさに着信ボタンを押し、ないことの通話を始めた。

もしも―し

まろ―?

落ち着いたないこの声が聞こえる。

なぁこぉ、!ポロポロ

泣きながらないこに助けを求める。

ん、!?

え、どうした…の?

そりゃ混乱するだろう。

会議に遅れたくせに電話に出てみたら 泣きながら助けを求めてくる。

俺だったらないこと同じく混乱するだろう。

道、分からんくなった……ポロポロ

え、え、!?

な…泣いてるの、?

今起こっていることをないこに伝えると、 泣いてる?と言われた。

なぃこぉ……ポロポロ

ぅあぁぁ…ポロ

焦って何を言えばいいのか分からなくなった俺は

とりあえずないこの名前を呼んだ。

今、…どこ?

ないこの声はいつもの声に戻っていた。

なぁこの家の近くかも……ポロ

知らん、?ポロポロ

今の自分の居場所すら分からなかった俺は 「ないこの家の近くかもしれない」と答えた。

道が分からなくなったの、?

ぅん……ポロ

ないこに質問され、泣きながら答える。

ちょっとよくわかんないけど…、

まず、そこまで行くから

じっとして待っててね、?

わかった、…グスッ

ないこが来てくれるらしい。

それだけでも安心だった。

じゃあ、切るね?

うん……。

そしてないことの通話を切った。

ないこ さんとの通話を終了しました。

N_side(N視点)

まろが道わかんなくなったらしい。

いつも来ている道だからわかると思うんだけど、、。

てか、今のいる場所も知らないってどうゆう事だ?

そもそも泣いてたし……。

あ、あれじゃない!?

まろを迎えに行くといってから数分あにきと歩いていたら、

前にまろらしき人物がしゃがんでうつ伏せていた。

黒(黄)

た―ぶん、そうやな、

黒(黄)

行くか、!

あ、うん!

俺たちはまろらしき人物に向かって走り出して行った。

青_side(青視点)

ふぅ…、、グズッ

ないこに道が分からなくなったと電話してから数分。

だいぶ落ち着いてきたが、未だに道が分からない。

コンクリートの床にしゃがんでうつ伏せていると、 どこからか俺を呼ぶ声が聞こえてきた。

まろー!!

その声の主はないこだった。

……、!

なぁこ…!

俺と悟ったないこは少し走りながら俺の方に向かってきた と同時にないこの後ろにも人影が見えた気がした。

その人影はないこと同じく少し走りながら俺の方へと 向かってきていた。

近づくり連つれ、だんだんと見えるようになり、

その人影の正体があにきだとわかった。

ふぅっ……着いたッ…!

黒(黄)

ふぅ~、、

2人とも俺のところに来た瞬間、少し乱れた息を 肩で呼吸し落ち着かせていた。

なぃこ!!

あにきぃ!!

名前を呼ぶと2人は俺に問いかけてきた。

どうしたの…?

黒(黄)

道が分からんくなってもうたって

黒(黄)

どういうことや?

その質問は当たり前だろう。 いつもの道が分からなくなるなんて大事だ。

あッ、…えとっ、、

そのままの意味で…、

ほんとに道が分からんくなってもぅた、……。

でも、俺も なぜか という問いは分からなくて、

焦りながらも説明した。

……

病院行く?

ないこが数秒黙った後、口を開いてそう言った。

えッッ?

その言葉に俺は混乱した。

黒(黄)

俺も行った方がええと思うで?

……っ、

あにきからも推薦され、困っているとまたないこが口を開いた。

最近物忘れ酷くない?

……コクッ、

ないこに言われ、記憶を遡るって見ると、 まさにその通り。

俺は最近物忘れなどが酷かった。

これは、病院に行くしかないのか、?

……行く。

意を決して「行く」と言って見れば2人は

……、!

1人で大丈夫?

黒(黄)

着いて行こか、?

そう優しく声をかけてくれる。

……ッコクッ、

本当に保護者組は優しいな。

青_side(青視点)

今日は保護者組と一緒に病院に行く日。

待ち合わせに場所に行けば、案の定2人はもうとっくに着いていた。

おはよ~!!

あ、まろ!

おはー!!

黒(黄)

まろ、おはようさん!

じゃあ、行こっか!

…コクッ

軽く挨拶をした後、すぐに病院に向かった。

ふぅっ……、

病院に着き、呼ばれるまでの待っている間、 俺はすごく怖かった。

怖い、?

コクッ……、

それをないこは察してくれた。

黒(黄)

……[背中摩り]

そんな俺を見て、背中をさすってくれるあにきのおかげで 少し和らいだ気がする。

もし、俺がなんか病気やったら……、、

……っ、!

黒(黄)

……ッ

それが今1番怖いこと。

病気になっていたとしたら、 みんなに嫌われるのか、いれいすを脱退しなければならないのか。

凄く怖い。

そ、その時はそのとき!

黒(黄)

せやで!

俺が余地せぬ方向に思考を回していると、 保護者組の2人はそんな俺の事を慰めてくれた。

""いれいすは6人でいれいすやからな!""

っっ!!

その言葉にどれだけ救われたことか。

ありがとう……笑

お礼を言った瞬間

12番でお待ちのお客様ー。 2号室まで起こし下さい。

ぁ、はい!

俺の番が来た。

まろ、行くよ!

ぅん、

ないこに引っ張られながらか細く相槌を打ち、 呼ばれた2号室まで足を運ぼうとすると、

黒(黄)

俺、待っとるな!

というあにき。

あ、荷物お願いしていい?

黒(黄)

ええで!

あにきに荷物を預け、そして、

じゃあ行ってくるね!

行ってきます…!笑

黒(黄)

w…行ってらー笑

あにきに挨拶をして…笑

再度、呼ばれた2号室まで足を運んだ。

病室にはいるなり、心の鼓動が早くなっていく。

ふぅ、。

……ギュッ[青と手繋]

その時、ないこが手を繋いでくれたおかげで安心することができた。

……!

ニコッ…

ありがとうの代わりに、微笑めば

…w、

少し笑ってくれるないこ。 そういうところが優しくてかっこいいところ。

医者

いふさん、今日はどうなさいましか?

あ、えとっ……

ゆったりしていると医者に質問され、戸惑ってしまった。

………

するとないこが、

あの、いふが最近物忘れなどが酷くて…、

それで、ただ単純に忘れていたのかな、

と思っていたら、

この前、いつも通っている道までも忘れてしまったようで、、

さすがにやばいと悟り、病院で見てもらおうと思い、

今日来ました。

全てを話してくれた。 そんなとこにも惚れてしまう。

医者

……認知症の可能性が疑われます。

突然、そんなことを医者に告げられ、絶句した。 もちろん、ないこも。

……、!?

……ッ、

医者

まだ完全にそうとは言いきれませんので

医者

検査をしてみてもよろしいですか、?

そうだ。まだ話を聞いた段階でその疑いは低い。

……っ、はぃッ。

医者

では検査をいたします。

お願いしますッ。

詳しいことを知るため、俺は検査をすることにした。

医者

お連れの方はここで待っていてください。

わかりました。

お願いします。

ないこと別れ、俺は別室に連れられ、いろいろな検査を行った。

数十分後

……

あ、まろおかえり、!

ただいま…!

数十分検査をされ、元の部屋に戻るとないこがまっていた。

するとそこに医者が来て、診断結果を教えてくれた。

医者

いふさん。

医者

あなたは、

ッ……、

……、、

緊張に包まれた空気の中、医者は続きの言葉を放った。

医者

若年性アルツハイマーです。

……ぇッッ!!

……っ、、

俺は"若年性アルツハイマー"と診断された。

医者

若年性アルツハイマーとは、認知症の一種で、
脳の一部が縮んでいくことにより、物忘れなどが生じる病気です。

医者

原因はまだ完全には分かっておらず脳に特定のタンパク質がたまることが
関係していると考えられています。

医者

加齢によりアルツハイマー型認知症の発症リスクは上がっていき、
特に糖尿病や高血圧症などの持病のある人、

医者

頭にけがをしたことのある人はかかりやすくなります。
また、遺伝も影響すると考えられている病気です。

……、、

医者

…初期症状しては、
若年性アルツハイマーの代表的な症状は物忘れです。

医者

そこから、いふさんのようにいつもの道が分からなくなってしまったり
曜日や時間、場所なども忘れていってしまいます。

医者

それと、不安を強く感じてしまうことが多くなります。
些細なことで怒ってしまったり、出かけたまま帰れなくなったりもするようです。

医者

他には、頭痛やめまい、不眠などがみられ、
不安感や自発性の低下、抑うつ状態にもなってしまいます。

医者

さらに、病気が進んでいくと……、

医者

大切な人や物なども忘れてしまう可能性が高いですッ。

ぇッ……、!

……ッ

医者からその病気について語られたが、何も口に出せなかった。

それよりかは、聞く気にならなかった。 若年性アルツハイマーと告げられたショックで。

それでも、最後の言葉は完全に頭の中に残っていた。

大切な人や物

""大切な人""

そう、俺のこの病気が進行してきたら、 間違いなく、ないこやメンバーのこと、いれいす自体も 忘れてしまうんだろう。

動くことも忘れ、喋ることも忘れ、大切な人も忘れ、 全て失っていく。

そんな未来が怖かった。

医者

少しでも進行を送らせる薬を出しておきますので、
朝昼晩の3回に1錠お飲みください。

はい、ありがとうございました。

何も言えずぼーっとしている俺を見て、 ないこが代わりにお礼を言ってくれた。

お辞儀だけでもしないとな、と思い 軽くお辞儀する。

……ペコッ[軽くお辞儀]

医者

……ニコッ[微笑]

病室を出る前にふと振り返ってみると、 医者が俺の事を見て微笑んでくれていた。

その笑顔に俺は少しだけ勇気を貰うことができた。

黒(黄)

おぉ、お帰り!

ただいま…笑

病室を出てすぐ前にはあにきが座って俺らのことを待っていてくれた。

黒(黄)

どうやったん?

……っ、

……若年性アルツハイマーだった。

自分の診断結果が言えない俺を庇うようにして、 ないこが代わりに言ってくれた。

黒(黄)

…、!?

その診断結果を聞けばさすがのあにきでも驚くみたいで、 目をみい開いていた。

黒(黄)

若年ッ性、アルツハイマーって、

黒(黄)

記憶がなくってくやつやん、…なぁ、?

あにきはもうその病気について知っていた。

……コクッ

だからこそ、怖いのだろう。

大好きな仲間に自分のことを忘れられてしまうのだから。

桃_side(桃視点)

~ 1年後 ~

まろが若年性アルツハイマーと診断されてから約1年後。

まろはもう道も動くこと徐々に忘れてきている。

まろも怖いだろう、日が経つにつれてだんだんと忘れていくのだから。

それに伴って俺らも怖い。

いつか本当に俺らのことを忘れてしまうんじゃないかって。

まろー?

ん。

毎回こうやってお見舞いに来ている。

白(紫)

今日もお見舞い来たで~!!

んふwwありがとう!

まーろ!

どうしたんないこww

なんか元気だね笑

今日のないくんw

え~?

そんなことないでしょ!

黒(黄)

はよ要件喋れや!ww

せやで!笑

まろはまだ喋れる。

も~うwwないちゃんったら!笑

はいはい笑

…まろ。

沢山思い出作ろうね。

……ww

おん!!笑

ねぇ!なんで笑うん!?w

白(紫)

ないちゃんも笑っとるやんけww

だから、まろと会話出来る1日1日を大切に。

でも、ある日。

そんな楽しい1日は長くは続かないんだって証明された。

だって、まろは。

俺らのことを忘れてしまったんだから。

それはある日のこと。

いつも通り俺らがまろのお見舞いに行っているときだった。

まろー!!

今日もお見舞いに来たよー!!

白(紫)

いぇーーい!!

ふぅ~~↑!!

黒(黄)

ちょwお前ら静かにしぃや!

黒(黄)

ここ病院やねんから!w

いつも通りいむしょーはうるさかった。

そうだよ!!笑

もう……ww

また"いつも通り"うるさいあいつらで申し訳ないと謝ったら、

ごめんね?まろ…こんなうるさくてww

いや、いいんですけど、、

……、?

まろの様子が少し変だった。

白(紫)

?…まろちゃんなんで敬語なん?

確かに、!

黒(黄)

どうしたん?

…?、

ぁ、あの、ごめんなさい。

誰ですか?

"誰ですか"

ここで俺らの"いつも通り"は消えていった。

え、?

も、もしかして……

黒(黄)

まろ、俺らのこと分からへん?

はい、。ごめんなさい。

いつかは忘れられると思っていたけど、

本当に忘れられるとこんなに辛いんだ、、。

白(紫)

と、とりあえずナースコール!

あッ、。はいっ!

近くにいたりうらがナースコールを推してくれた。

……、?

………、

数秒静まり返っていると、扉のドアをガラガラと開け先生が入ってきた。

医者

どうされましたか、?

あ、先生…!

黒(黄)

まr、、いふの様子がおかしくて、、、

医者

………若年性アルツハイマーの症状です。

……ッッ!

医者

若年性アルツハイマーは『大切な人』を忘れてしまうことが
多くあります。

白(紫)

………俺らのことッ、?ボソッ

……っ、

しょうが小さい声で呟いた言葉が妙に大きく聞こえた。

医者

その『大切な人』がいふさんにとって、家族や貴方達なのでしょう。

医者

辛いけど寄り添ってあげることがこの病気でもっとも大切なことです。

医者

ですので、またお見舞いに来た方が忘れているかもしれませんが、
いふさんは喜ぶと思いますよ。ニコッ

医者

それでは、失礼いたします。

寄り添ってあげる。

先生が言っていたあの一言。

本当にその通りかもしれない。

俺らはまろに忘れられてすごく不安で怖い。

だけどまろは俺らのよりももっと怖い。

不安で1人で本当に怖いと思う。

……自己紹介する?

ダイスナンバー1番のりうです!

ポテト大好き!!

ダイスナンバー2番のほとけです!

いふくんとは青組で不仲やってるよ!

白(紫)

ダイスナンバー3番のしょうやで!

白(紫)

ラップと低音担当です!

ダイスナンバー4番の社長兼リーダーのないこです!

まろとはないふってペアでやってるよ!

黒(黄)

ダイスナンバー6番のゆうすけです!

黒(黄)

みんなからはあにきって呼ばれとるで!

……もしかしてそのダイスナンバー?ってやつの5番って俺、?

それでも俺らと接してくれている。

だったら、俺らもそれに応えなきゃ。

そう!!

白(紫)

まろちゃんはダイスナンバー5番のいふっていうんやで!

お酒が大好きでいつも幼児退行してるww

そう、なんや……

だからたくさん寄り添ってあげる。

これからどんなこと忘れようとしても俺らは

必ず6人。

黒(黄)

みんなからはまろって呼ばれとるで!

僕はいふくんだけどね!

んふふww

誰かが辛かったり、悲しかったりしたらそれを6人で分け合える。

あ!笑った!

え、?ww

さっきからずっと暗い顔してたから!

そうか……、、

ありがと!

ないこ……さん?

俺らは最強。

だから大丈夫だよまろ。

あははwww

黒(黄)

んふww

wwないこでいいよ!

俺らはずっとそばにいる。

あはは!!ww

白(紫)

ないこさんはおもろいて!!

んふふww

忘れられたって俺らはずっと仲間。最高の仲間。

これからも辛いけどお互い頑張ろうね!

凛亜

はい!どうも凛亜です!

凛亜

長いっすねww

凛亜

ほんまにごめんなさい!!

凛亜

1話に収めようとしたらこんなに長くなってしまった笑

凛亜

そんなことはどうでも良く!!

凛亜

なりちゃほんまにごめん!!

凛亜

めっちゃ遅くなった、!

凛亜

ほんとにたくさん待たせてごめんね!!

凛亜

なりちゃのりくで書いてみたよ!!

凛亜

喜んでくれると嬉しいな!

凛亜

それじゃ!またねん!!

総合タップ数↬ 653タップ 本編タップ数↬609タップ シーン数↬21シーン ※誤字、脱字等未確認です。

﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏ ┆齊ーnariー へ┊ ﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋ 誕生日おめでとう!!👏🎉 まず、こんな俺と仲良くなってくれてありがとう!!🙇 友達になれた時は本当に嬉しかったで!!☺ 作品作るのも上手いし、本当に尊敬です!!✨ なりちゃと話してるだけで凄く楽しいので これからもたくさんはなそーね!! 祝うの遅くなってごめん!🙏💦 こんなダメな作品読んでくれてありがとう!! 本当に、どうやったらそんなにうまくかけるのか……ww 後で教えてください!(笑) こんな俺で良ければ仲良くしてください!!- ̗̀🤝 ̖́- 改めてお誕生日おめでとう!!🎀🤍                                凛亜より                                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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コメント

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ユーザー

うわーーっっっ!!!!😭😭 もう大好きですぅ‪🫶🏻️💞‪💞 やっぱ泣いてる推しっていいよね...(え メッセージもありがとぉ!!めっちゃ嬉しい...🫣 これからも仲良くするに決まっとるやないですかぁ!!当たり前っすよ!!ねぇ!ww ...書くのが上手い??何処が???( それっぽい言葉選んでるだけだし🙄 まじでありがとね!嬉しかった!!大好き‪🫶🏻️💞

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