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7件
最高です。最高すぎてタヒにます⭐ありがとうございました() ………………………ストーリーやっぱりめっちゃ上手いですね……、
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
kn
目を開ける
ここは医務室だ
きっといつの間にか寝てしまったのだろう。
横を見ると窓から陽の光が入ってきていた
太陽はあんなに元気そうなのに 俺はとても気分が悪い
思い出せないが悪夢を見た気がする
kn
なんだろう
何か違和感がある
そうだ
いつも騒がしいこの軍が今日はやけに静かだ
静かすぎる なんの音も聞こえない
ふと肩に何か触れる感覚がした
窓から目を離して逆の方向を見る
si
ぺ神だ
それも焦った様な顔をしている
どうしたのだろう。 そう思い、聞こうとした。
でも
kn
あれ?
kn
なんだ?
kn
声が、出ない…?
喉に手を当ててみる
声を出そうとしてみる
kn
出ない。声が出ない。 自分の声が聞こえない。
声が出ないことをぺ神に伝えようとぺ神を見た
si
俺はぺ神を見た瞬間気づいてしまった
これは"声が出ない"わけではなく"耳が聞こえない"のだと。
今思えば色々とおかしかった
いつも騒がしいこの軍に音という音が一切聞こえなかったこと
喉に手を当てて声を出そうとした時喉は動いていたのに声が聞こえなかったこと
ぺ神が口を動かしているのに、俺の耳にはぺ神の声が聞こえなかったこと
このことをぺ神に伝えなくては
でもどうやって?
そう思い部屋を見回す
するとぺ神の持っていたカルテが目に入った
バッと奪ってカルテについていたペンを持ってカルテの白い部分にこう書いた
「耳が聞こえない」と。
それをぺ神に見せたらぺ神は凄い驚いた顔をしてカルテに何か書き出した
カルテをまた渡してきたと思ったら「耳が聞こえないってどんな風に?」と書かれていた
俺は「何も聞こえない」と書いて渡した
そんな紙での意思疎通はその後も続いた
si
相手の耳が聞こえないのをいいことにそう呟く
前の耳が聞こえない相手。 コネシマに突然カルテを奪われたと思ったら耳が聞こえないなんて書いて返してきた
それを見た時は正直病気なのかとか毒を盛られたんじゃないかとかすごい焦ったが話を聞く限りそうでもなさそうだ
だがそうなると原因はストレスしか思い浮かばない。
でもこんな悩みもなさそうなコネシマが…?
si
もしかして昨日の鬱との喧嘩だろうか…。
なんて思ったが喧嘩程度よくあることで今回は少し長い喧嘩なだけだ
その線はないだろう
si
si
次は新しい紙を持ってきてその紙に「一度検査をしよう」と書いて渡した
そして帰ってきたのは「おう!それに昨日の検査も俺寝てたからできてないもんな」だった
si
si
聞こえるはずがないのにそう言ってしまうのはやはりこう言う事態に慣れていないのだろう
チラリと横を見る
コネシマは今も窓を見つめたままだ
kn
と、言っているつもりだが俺自身なんて言っているかわからないためぺ神の反応を見てみる
だが俺のベッドのカーテンを閉められていたため反応は見れなかった
いつの間にカーテン閉めてたんや…なんて思いつつゆっくりとベッドに横たわる
怪我はやはり少し開いていたがそれ以外の検査では異常もなかった様だ
なんだかまた眠くなってきた
別に今のところは何もすることはないんだ
そう思って目を瞑った
次に目を開ける時は何が待っているのだろうか
si
カーテンを閉めながらそう叫ぶ
si
si
本当に健康が良過ぎて逆に心配になってくる
si
si
駄目だ。全然わからない。
でもやはり病気でも毒でも怪我でもないとするとストレスか…
検査しているときのコネシマを思い返す
普通に元気そうだった。 それに笑い声はしなくとも笑顔だった
si
si
一旦落ち着こうと深呼吸をする
si
カーテンの隙間からコネシマを見やる
si
本当よく寝るななんて思いながら報告した後に開かれるであろう会議を思い少し身を正した
kn
目を開ける
kn
そう呟いて気づく
kn
正確には「耳が聞こえている」だが。
kn
kn
そう思い体を起こしてカーテンを開けた
kn
なんでだ?そう思ったも束の間、もしやグルッペン達に報告しに行ったんじゃないか?
そう思った
kn
こうして俺はぺ神を探そうと医務室から無断で出てぺ神を探しに行った
kn
先程総統室に行ったが総統室にはぺ神はおろか総統のグルッペンですらいなかった
kn
……ー▽ー〜〜⚪︎ー
ぺ神を探していると廊下の角から誰かの話し声が聞こえた
kn
そう思い廊下の角を覗き込む
kn
一般兵
一般兵.2
kn
なかなか終わらない一般兵の話が気になり耳をすましてみる
すると
一般兵
kn
一般兵.2
一般兵
そのこと一般兵にもすでに伝わっていたのか…
一般兵.2
一般兵
kn
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵
kn
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
ずっと、笑顔…
一般兵
一般兵.2
一般兵
大人…置いてかれる…苦しめない…
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵
一般兵.2
一般兵の話もそこからはまた他愛もない話となって行きしまいにはその場から去って行った
なんだろう
kn
そうなのだ。これは悪口ではない。
kn
こんな胸が苦しくなる様な
頭が締め付けられる様な
kn
ふと脳裏にぺ神や鬱が浮かんできた
ぺ神の疲れた様な顔
鬱の辛そうな顔
泣きそうな顔
泣いていた、声
これは俺がさせてしまった顔だ
俺が苦しめてしまったんだ
kn
頭がメチャクチャになる
立っていられなくなる
意識が、切れる
その寸前、俺は__________と決意した
バタ