六月 。
湿った空気が肌にまとわりつく。
チャイムが鳴っても、 誰も急いでない放課後。
jp
jpが窓の外を見て笑う。
ya
俺は席で鞄の中をあさる。
傘はある。だが。
ya
横にいるjpは、当然のように 傘を持ってきていない。
jp
jp
jp
ya
jp
キラキラした目 で笑ってくる その顔に、 俺は言葉を詰まらせる。
…いつもこうだ。
距離が近い。笑顔が反則だ。
ya
jp
ya
返した声が思ったよりも低くて、 自分でも驚いた 。
jp
jpは嬉しそうに俺の隣に立つ。
ひとつの傘にふたり。
こんなに狭かったっけ? と、思うくらい距離が近い。
jp
jp
ya
jp
ya
声も、顔も、近い。
耳元で囁かれてるみたい。
jp
ya
心臓の音がやばい。
いつもより近くにいるこの時間が、 永遠に続いてほしいような、 早く終わって欲しいような。
jp
ya
一瞬、息が止まる。
雨音がすっと遠のいた気がした。
jp
jp
俺の横でjpが笑ってる。
俺の事みてる。
__まさか。
…なんて、期待したらだめか。
ya
ya
ya
やっとの思いで言葉を返した。
自分の声が震えてないか、 確認する余裕はない。
jp
jp
_雨の 音が 強くなる。
jp
jp
ya
__え?
俺の頭が真っ白になった その瞬間。
jpがふふっと笑った。
jp
ya
__終わった。 心臓止まった。
jp
jp
ya
傘の中で、あのいつもの笑顔。
ずるい。
ya
jp
ya
気がついたら、傘を強く握っていた。
jp
小さく言って、 俺の顔を覗き込んでくる。
そういうとこ、ずるいよ。
ya
jp
ya
ya
jp
思わず、本音が漏れた。
jpは、目を丸くして驚く。
引かれたかな。
jp
jp
jp
ya
そう言って、寄り添ってきた。
かわいいやつめ。
___そんなことを思っていたら、 jpが 口を開いた。
今度は、さっきより少し 静かな声で__
jp
jp
jp
俺は、傘を持つ手に 力を入れながら、
顔を上げた。
jp
降り続く雨の中、こいつの言葉だけが、 確かに暖かかった。
こんにちは!
まーじでお久しぶりです、
もう梅雨の時期という事で、
雨の2人を書いてみました〜!!
どうでしょう! 上手く書けてるかなっ
人の気持ちを書くのあまりやったことなくて…難しすぎますねこりゃ。
好評であれば、jpさん視点も出そうと思います!! (多分すぐ書けない)
とういうことでまたねー!
ハートとコメント お願いしますーー!!!🥲🙏🏻
コメント
3件
小説の書き方がプロすぎる!続き待ってます!
やばいです!(いい意味です) こっちまでドキドキしちゃった…。 続き待ってます!💗
梅雨をモチーフに考えるなんてっ凄すぎますね!続き待っております!