初めて逢ったその日から

⚠凪潔⚠ アイスバース

練習終わり

この時点で､玲王はもう色々察していた。

さすがに凪は何かあるな。とは思っていたが、何かは知らない。

そしてそれに気づかない潔。 カオスが極まっている。

凪が口を開けかけた瞬間。

潔はそう問いかけた。

褒められるなんて初めてで、不思議な気分だ。

潔は空を見ながら歩いた。顔の様子は伺えなかった。

潔は俯いたまま言った。今どんな顔をしているのか分からない。でも、どこか寂しそうだった。

凪は、また知らない気持ちに襲われた。

潔といると、時間が経つのが早かった。

名残惜しそうに別れを告げた。明日も会えるはずなのに、何故か別れが寂しかった。

まさかの誘いでちょっとびっくりした。でも、嬉しかった。

逃げるように潔は言った。すると、

ｶﾞｼｯ

凪は、逃がすかよ、とでも言うように、潔の腕を掴んだ。

潔は目を見開いてﾊﾟｯと輝かせた。

どこかで見た事､､､