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ふゆきの部屋
時刻は、深夜の1時。
ふゆきは、自分の部屋で定期テストに向けて勉強に励んでいた。
ふゆき
深夜になったにも関わらず、ふゆきは、悩み事のせいで全然眠れずにいた。
そう、ふゆきは、ゆうやに告白をするか、しないかで悩んでいたのだ。
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
俺、神崎ふゆきと星野ゆうやは、小学校に入る前から、よく遊ぶような仲だった。 そして、小中高と同じ学校に通っている。
でも、最初からゆうやに対して恋心があったわけでは、なかった。
ゆうやに対して、恋心を自覚したのは、今から4年前のことだ。
4年前
俺とゆうやは、中学の時、バスケ部に所属していた。
これは、俺が中学2年、ゆうやが中学1年の時の春のお話だ。
俺達は、いつものように部活に励んでいた。
キャプテン
キャプテン
キャプテンは、チームごと名前を呼んでいく。
キャプテン
バスケ部員達
ふゆき
ゆうや
ビーー
試合開始のブザーが鳴る。
ゆうやは、早速ドリブルで相手コートをきり崩していく。
そして、ゆうやは、そのままシュートを決めた。
ゆうや
ふゆき
ゆうや
ゆうやは、この時、中学1年だったが、既に部員の中の誰よりもバスケが上手かった。
ふゆき
試合終了まであと1分をきった。
スコアは、俺達AチームがBチームに1点負けていた。
Aチーム バスケ部員
ゆうや
ゆうやは、パスを受け取った。
ゆうや
ゆうやがパスを受け取った瞬間、ゆうやに、Bチームの2人がディフェンスに付く。
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
俺は、ゆうやからパスを貰いに行く。
ゆうや
俺は、ゆうやからパスを貰う。
ふゆき
ふゆき
俺は、バスケットゴールに向かってボールを放つ。
ふゆき
だが、その願いは届かず、ふゆきの放ったシュートは決まらなかった。
ビーー
試合終了のブザーが鳴る。
ふゆき
ふゆき
キャプテン
バスケ部員達
部活終了後
ふゆき
俺は、人の何倍も努力しないと定着しないタイプだった。
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆきは、忘れ物を取り、帰ろうとしたが、片付けていないバスケットボールが1つ体育館の隅にあることに気づいた。
ふゆき
ボールを片付けようと、体育倉庫に近づくと誰かの声が聞こえた。
ふゆき
声を掛けようとしたが、自分のことを話していることに気づき、やめた。
ふゆきは、体育倉庫の扉の前でその話しを聞いていた。
2年バスケ部員 1
ゆうや
2年バスケ部員 2
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 2
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 2
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 2
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 1
ゆうや
2年バスケ部員 2
ゆうや
ゆうや
ゆうや
ゆうや
ゆうや
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 2
ガラッ(扉が開く音)
ふゆき
2年バスケ部員 1
2年バスケ部員 2
ゆうや
ふゆき
ゆうや
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ゆうや
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ふゆき
ゆうや
ふゆき
ふゆき
ゆうや
ふゆき
ゆうやが啖呵をきって、あんなに言ってくれたんだ。
俺は、ゆうやの顔に泥を塗らないためにも、今までよりも、もっと努力をした。
そうして俺は中学2年の夏に、レギュラーメンバーに選ばれた。
あの時、ゆうやが言ってくれた言葉は嬉しかった。
ゆうやは、小さい頃から、空気を読み、人に合わせ、自分の思っていることを口に出さない奴だった。
そんな、ゆうやがあの時、俺の為に言い返してくれて本当に嬉しかったんだよ。
それから俺は、ゆうやに対して親友から好きな人へと見る目が変わったんだ。
高校3年生になった今も、ゆうやへの恋心は消えはしなかった。
ふゆき
ふゆき
ふゆき
第16話終わり