新人貝社員

　ドドン

ﾄｺﾄｺ…

その後 色々あり仕事が始まったが、

みんなには気づかれていないことが一つあるのだ。

それは、

バカ貝はアサリに 一目惚れしていた。

仕事中、バカ貝は鴨山に他の社員を教えて貰っていた

ノートにはこう書いてあった。 「バカすぎて話せません。 すみません」

「ディスってるんですか？」

本格的に仕事が始まった。

ｶﾀｶﾀｶﾀ…

キーボードを打ち込む音が飛び交う。

そんな中突然扉が開く音がする

ｶﾞﾁｬｯ!!

そう言ってバカ貝の胸ぐらを掴む

パンチをしようとした鷲崎の手を止めたバカ貝

ゴリゴリゴリゴリィッ （鷲崎の手首がねじられる音）

鷲崎の手首は紫になっている

鷲崎はバカ貝を投げ出し、帰る。

ｶﾞﾁｬﾝﾊﾞﾀﾝ!!

…………

「お騒がせしてすみません 仕事を続けましょう 後、声を出してしまっていました。すいません」

ｶﾀｶﾀｶﾀ……

またまたキーボードを打ち込む音が飛び交う。

今日もうずしお商事は賑やかだ。

〜お昼休憩〜

　アサリはいつものようにゲームをやっている

「課長、なんでアサリさん ゲームしてお昼食べないんですか？」

「ありがとうございます」

そんなこんなで午後の部開始

「分かりました 最初の仕事ありがとうございます」

数分後

「すいません、少しはできたんですがあと分かりませんでした。」

かくかくしかじか…………

今日はもう終わり！！

帰る前にバカ貝はアサリのLINE交換したいみたい！

「帰る前にLINEだけ交換しませんか」

数分後

ｶｷｶｷｶｷ省略!!!

「ありがとうございました また明日」

LINEにて

（あぁ〜〜やったわ……𝕏のIDでやってた〜〜……）

バカ貝は、顔を真っ赤にして、返事に困っていた。

アサリはバカ貝からの即レスが止まって、不審に思った。

バカ貝は照れ隠しをして、LINEを閉じる。

そう言って、𝕏(旧Twitter）を開く。

実はバカ貝は漫画家であり、NEGIという名前で「弟がアリを食べた日」 アリタべを書いている有名人。

そうつぶやくと、フォロワーやファンがリプに集まる。

バカ貝は通知が止まらないのを眺めて、幸せになる。

スマホを消して

そう言って、漫画用の机へ向かう。

バカ貝は遠視であり、漫画を書く時は度が強く、丸メガネを付ける。

そう言い、小さく歌詞のない曲を流しながらカリカリとペンを動かす。

数時間後

　そう言い、スマホの時刻を見る。

※リビングです

布団の中に入って、アサリとのLINE履歴を眺める。

LINEを開く

電気を消して、バカ貝は明日を待つ。