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世一
(教室入るの怖……、)
ｶﾞﾗ、
凪
まって、世一。
玲王
俺らが先に入る
世一
え？
凪
俺たちのちょっと後ろにいてね
玲王
絶てぇかかるなよ。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ﾋﾞｼｬｯﾝ
世一
な、凪……、
玲王……
玲王……
玲王
あーあ、
凪
びちょびちょ。
玲王
最悪だな。俺もだ
やべぇ……、
やっちまった……
氷織
御影くん、凪くん、
大丈夫？！
大丈夫？！
玲王
へーきへーき。
凪
わざとだから。
世一
ご、ごめん……、
お、俺がかかれば……
お、俺がかかれば……
凪
世一。気にしないで。
玲王
俺らがしたくてしたんだから
気にすんな。
気にすんな。
世一
うんっ、
氷織
はよ、着替えておいでや。
玲王
そうだな。行くぞ、凪。
風邪ひく前に着替えようぜ
風邪ひく前に着替えようぜ
凪
うん。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
氷織
なぁ。モブくん。
何してくれてるん？？
何してくれてるん？？
黒名
どこまでやったら
気が済むんだよ
気が済むんだよ
モブ
なんで、なんで
お前じゃねぇんだよ！！！！
お前じゃねぇんだよ！！！！
世一
ﾋﾞｸｯ
氷織
ﾁｯ
黒名
(あ、やばい。
氷織がキレたら……、)
氷織がキレたら……、)
黒名
世一、ちょつと離れて。
世一
へ……？
ｶﾞﾀﾝｯ (氷織がモブの机の上に 足を乗せる)
モブ
あっ、てめえ、
人の机に何してんだよ
人の机に何してんだよ
氷織
やめろって言っとるやろ。
何回やったら気が済むん。
こっちには味方ついてんねん
何回やったら気が済むん。
こっちには味方ついてんねん
氷織
そろそろ飽きてやめたらどーや
モブ
くっ、くそ……、
黒名
(こわ……)
世一
(恐ろしき存在……)
世一
あ、あれ？
凪
どうした？世一。
世一
俺の靴……、ない
玲王
は？？なんで？？
世一
わ、わかんない……、
氷織
またモブにやられたんやろ
黒名
探すか、
凪
みんなで探そ。
＜何してんだよ
凪
？？
玲王
あっちから声がするな
＜それ、お前らのじゃないじゃん
氷織
行ってみよう
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