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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

注意

一、作品は短編集となっております 二、話は本人様に一切関係ありません 三、いつもの雑談はカットされ本編にすぐ   入ります 四、リクエストはいつでも大歓迎です

今回の作品では数名の年齢創作があります

ちょとだけH表現があります

それが大丈夫な方はゆっくりしてください

【とある高校の職員室】

らだ男視点

俺には他の誰にも話せない大きな悩みが俺には一つある

それは不覚にも教え子に恋心を持ってさしまった事だ

その生徒は素行は悪いし先生の言う事は聞かないし授業も真面目に聞かないいわゆる不良なのだが

しかし全ての授業で遅刻、欠席は無く毎回テストの点数は学年トップ3に入る

猿山 らだ男

(はぁ…相手は未成年だぞ)

気付けば少しずつ意識するようになっていた

悪いところも良いところも含めて俺は好きになってしまったのだと思う

卿先生 (ばどきょー)

おーい

猿山 らだ男

ん?

卿先生 (ばどきょー)

やっと気付いたん?

この人はここに入ってから仲良くなった教員の1人で隣のクラスを担当しており関西弁なのが特徴だ

猿山 らだ男

あー…考え事をしてまして

卿先生 (ばどきょー)

ほーん

卿先生 (ばどきょー)

まぁそうやな悩みがあったら聞くけん取り敢えず教室に向かおうや

時計を見ると後5分後に朝のホームルームが始まってしまう事に驚きながらばど先生と3-Aに向かった

ガラガラ

ボン!

コネシマ

ぎゃはははは笑笑笑笑
ほんまに当たってるやん笑

ゾム

がははは笑笑
やろ?笑笑

モブ

あははは笑笑らでぃーひっかかってるじゃん笑笑

ロボロ

絶対やめといた方が良いって言ったけどやっちゃった

トントン

これはwwよくないwwwよw

モブ

さすがらだ男先生笑笑笑

いやー傑作やな笑笑

俺が教室に入るための扉を開けると黒板消しが頭に直撃し生徒たちはざわついた

猿山 らだ男

おし、お前ら後で覚えとけよ💢

そう怒ったが話し声が収まることは無く賑やかなホームルームが始まった

数分後

猿山 らだ男

ーーだからな

猿山 らだ男

わかったか?

主席確認とその他をしてさっきの事について話している最中気になる生徒に目を向けてみると

ゾム

💤

猿山 らだ男

おい〜?寝てんじゃねー💢

コネシマ

あ、気付かれとるやん

ロボロ

ほら💦ゾム起きなよ

寝かせとかばええやん

猿山 らだ男

(はぁ…コイツは)

近くまで来るとすー…すー…と寝息を立てて寝ていたゾムを机をコンコンコンと叩いて起こす

ゾム

んー?猿の顔が

猿山 らだ男

💢

ゾム

冗談やって!!!!!

放課後

モブ

じゃ猿山センセーバイバイ〜

モブ

さ、さよなら

猿山 らだ男

ん、
お前ら気を付けて帰れよ

今日はなんとなく職員室ではなく教室で作業をしようと思い生徒を全員帰らせていた

暫くして全員教室からいなくなったと思い教卓に向かって歩いているといつも誰よりも早く仲間と一緒に帰っているゾムが1人教室で寝ていた

ゾム

すー…すー…

猿山 らだ男

(無防備に寝るなよ…)

猿山 らだ男

……はぁ

猿山 らだ男

ッわ

ゾム

近くまで顔をのぞいてみると彼と目が合ってしまった

猿山 らだ男

起きてたのか…(ドッドッド

驚きすぎてまだ鼓動が早い

ゾム

チューせんのん?(小声

猿山 らだ男

なんか言ったか?

静かな教室の中彼が小さくそう言ったことはハッキリ聞こえたが俺はわざと聞こえないふりをした 気付かないふりをしなければならないそれが先生として正しい判断なはずだ

ゾム

なんでもないわ〜

猿山 らだ男

そんな事よりはy

ゾム

らだ男先生

俺が話終わる前に彼は真剣な表情でコチラを見た

ゾム

話したい事があるんやけど
今いい?

猿山 らだ男

……いいよ

あまりにも彼は真剣な表情だったので息を呑んでしまった

ゾム

実は一年前かららだ男先生が好きなんや

猿山 らだ男

そうか…ありがとな
でも、俺には無理だ

彼も俺の事を好いていた事にも驚いたし それを正面から言ってきた事も驚きだった 嬉しいという感情より戸惑いの方が勝っていた

ゾム

嫌な所あったら直すけんなんでか教えて欲しい

猿山 らだ男

ほら…先生と生徒だし
未成年だし……犯罪だし

断る理由としては弱いような気がするが今はそんなことしか断る理由が思い浮かばない

猿山 らだ男

……とにかくダメだ

彼は真剣に俺の顔を見つけており俺はそんな彼から目を背けたくなってしまう

ゾム

へ〜?

ゾム

今はダメって感じなん?

猿山 らだ男

いや…

ゾム

じゃ法的以外で断ってや

猿山 らだ男

……

ゾム

先生も俺のことが好きなん?

猿山 らだ男

俺は彼の問いにたいして黙る事しかできなかったが今の子瞬間で黙るということはゾムの言う事を肯定しているとおんなじだ

ゾム

今からキスするけん嫌なら逃げてな(めっちゃ小声

ッチュ

断らないといけないがゾムとキスをしてしまった

猿山 らだ男

(ファーストキスはチョコの味だなこりゃ…)

ファーストキスはレモンの味というがそんな事はないようだ

ニュル

猿山 らだ男

ッ?!

ゾム

ニヤ

流石に長いと思いっていたら舌が入って彼の方をみるとイタズラを考えた子供のような笑顔だった

猿山 らだ男

(ちょ?!流石に長いッ)

ゾムを軽く叩くがそんな事はお構いなしに舌と舌を絡め合う

猿山 らだ男

ッフ//んッ

猿山 らだ男

ッン〜///

さらに数分後

銀の糸が彼と俺を繋いで 俺の腰は見事に抜けていた

猿山 らだ男

ハー…ハー…

ゾム

エロすぎやろ(小声

猿山 らだ男

誰のせい…だよ

ゾム

さぁ〜♪

猿山 らだ男

💢

猿山 らだ男

早く帰れ💢

ゾム

えーこれからが本番やr

猿山 らだ男

帰れ〜💢(大声

ゾム

わ、わかったけん!

ゾム

じゃ!猿また明日な!

ガラガラ

ゾムが消えた後俺は唇を触りまた恥ずかしくなる

猿山 らだ男

ッ〜

そして息子をみると元気になってしまっていた

猿山 らだ男

(どーすっかな)

卒業式前日の放課後

あれからゾムが俺に手を出す事はなくいつも通り接してきた

あの日のことが夢のように思う時もあったがゾムの視線を思い出してたまに1人で顔を赤くする

猿山 らだ男

ほらお前らも早く帰れ

コネシマ

へーい猿

ゾム

うっきぃ⤴︎

トントン

猿山先生さよなら

ロボロ

猿先生さよなら

いやー明日卒業の実感ないわー

コネシマ

ほんまそれな!!

猿山 らだ男

明日ぐらいはちゃんとしろよ?

全員元気な声で返事をして帰っていった

猿山 らだ男

さて、職員室いくか

職員室

猿山 らだ男

(☆☆は三年の一学期より丸くなったなぁ)

猿山 らだ男

(××はいつも人を気遣ってて良かったけどもっと自分を出してもいいな)

自分のクラスの生徒達全員にメッセージを一つずつ書いていた

卿先生 (ばどきょー)

はぁコレ一言じゃだめなん?

猿山 らだ男

良いんじゃないですか(適当

卿先生 (ばどきょー)

随分適当に答えとるやん

猿山 らだ男

そりゃ自分のに集中してるので

ばど先生をあしらいつつ自分のクラスのメッセージを書き終えた

猿山 らだ男

それじゃお先に

卿先生 (ばどきょー)

んーおつかれ

卒業式後

卒業式も無事に終わり 俺以外の先生はみんなで飲みに行った

生徒はもう全員帰った事を確認した 勿論ゾムも帰らせた

猿山 らだ男

(さて、くるか)

教室はここ以外は全て戸締りをし玄関も一つしか開けていない

タッタッタ

ガラガラ

ゾム

らだ男!!

猿山 らだ男

思った以上に早いなおい

ゾム

当たり前や!!

猿山 らだ男

笑笑

猿山 らだ男

卒業おめでとゾム

ゾム

ありがと

ゾム

なぁらだ男

猿山 らだ男

んー?なに

ゾム

あの日の告白もっかい言わせてや

猿山 らだ男

ゾム

ゾム

好きや

猿山 らだ男

知ってる

ゾム

返事教えてや

猿山 らだ男

俺は

猿山 らだ男

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