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寧々

えむ

僕は二重人格者だ

それが分かったのは小学生2年生の頃。

ピンポーん!

寧々

((類、いるかなぁ?

ガイ

はーい。((誰だろう?

ガチャ。

寧々

類っ!起きてたんだね!

ガイ

えっと……どちら様ですかね、?

寧々

え?

寧々

私、寧々だよっ?

寧々

草薙寧々!

ガイ

……ごめんね。寧々ちゃん。君のこと…思い出せないな、

寧々

な、なんでっ……

ガイ

僕はガイだよ。いつ会ったのかは覚えていないのだけれど…よろしくね、?

寧々

が、ガイ……?類は類じゃないの、?

小さい頃、寧々が僕の異変に気づき 親に話したのがきっかけだった

そして僕は病院に連れていかれて

二重人格たと告げられた

寧々

そっかぁ…

寧々

じゃあ、君はガイくんって言うんだねっ!

ガイ

うん…もう1人の僕が君にあったことがあったんだね、。

二重人格だと診断されてから 親の態度が急変した

小学三年生

あんたなんかが子供って知られると恥ずかしいのよっ!!

ボコッドカッガンッ

うぅッ…いだいッ…痛いよッ……

この時親からの虐待が始まった

寧々からは少しきつくされている、 と認識されていた

幼いながら心配はさせたくなかったし、 知られたくなかった。

もう1人の僕のことを

高校生になり、ショーキャストになった

まだ…治ってはいないけど

そのガイ、というやつとも 頭の中で会話できるようになった

ガイがどういうやつなのかも分かってきた

司くん達に会ってからはあまり ガイは出なくなった

中学生の時のように 生活に支障は出なくなった

ふふっ…でね、次の演出を……ズキッ

いた゛ッ……

類?

あぁ…大丈夫さ、少し頭痛が……

寧々

((これってまさか……

((お願いだ、みんなには…みんなの前では来ないでくれッ……

((また…離れていっちゃうからッ……

寧々

司(ボソッ)

寧々

休憩にさせて。類と話がしたい(ボソッ)

ん?わかったぞ

よし!休憩だ!

えむ

うーんっ!疲れたぁっ!

寧々

類、こっち来て

あぁ……

舞台裏

寧々

大丈夫?今日は少し休めば……?

はは。すまないね、、心配をかけてしまって

寧々

…別に出てきても、問題はないと思うけど

それはどうかな…笑

寧々

どーせまた嫌われるとか思ってるんでしょ、。

……!

寧々

類は司たちのことそんなやつだと思ってる訳?

そんなことはッ……!!

寧々

なら、大丈夫だって。

…分かっているよ、

でも…もう少しこの関係で居たい

いつかバレるのは分かっているから、。

寧々

あっそ、

寧々

類がいいなら私は口出ししないけど

寧々

司たちは……きっと受け入れてくれるでしょ

ふふっ…そうかもしれないね、

舞台側

えむ

あっ!類くんっ!!寧々ちゃん!

2人してなんの話をしていたんだ?

寧々

別に。

えむ

類くんっ!体調大丈夫っ?

あぁ…少し痛むだけだからね。

ガイ

((お前もかなりな猫かぶりだよな

((うるさいよ。少し黙っておくれ

ガイ

((ははっ…酷すぎ笑

類?

ん?あぁ、考え事だよ。

寧々

じゃ…練習、始めよっか

類!体調が悪くなったら言うんだぞ!

あぁ、ありがとう。司くん。

練習終了

さて…帰るとしようか

寧々

じゃあね。また明日

えむ

うんっ!ばいばい~っ!!

またな!!

…みんなに心配をかけてしまったな

((でも…こうでもしないとみんな離れて言ってしまう、。

そんなの……

ピカァッ

す、スマホが光って…

((ミクくんたちが来てくれたのかな?

え、?

ここは一体……

ミク

……類。

えっと……君はミクくんなのかな?

ミク

うん。そう

ミク

知ってるなら説明はいらないよね

は、はぁ……?

ミク

類の想いが強くなってこの世界が出来た

ミク

……類、ここはいいんじゃない?

一体、どういうことだい?

ミク

ここなら…私はガイって人も受け止める。嫌いにならないよ。

っ……

ミク

類、ガイを出さないために頑張ってる。

ミク

たまには、いいんじゃない、?

…ありがとう。ミク

今は…少しやめておこうかな、

明日も早いから。もう帰るよ、。

ミク

うん…またね、

((ダメだ…まだ頭が痛い、、

((気を引いたらあいつが出てきそうだ、ズキッズキッ

ズキンッ

っ…

ハァッ……((座り込む

((やめて…くれ、

寧々

る、類!?

寧々

ちょっと、しっかりして、!

類ー!!!!

あ…寧々……司くん、っ…

((まずいっ…

ガイ

チッ……あいつも手強いなぁ…

((やめろ、!!みんなの前にっ…

ガイ

ははっ、怒ってる怒ってる

寧々

え、っ

寧々

嘘、……

ど、どうしたんだ類!

ガイ

ハハッ…この際だから全部話してやろうか?類。

((やめろやめろやめろやめろ!!

((もう一人にしないでくれっ……

ガイ

ふーん…

ガイ

ずっと俺を出してくれなかったけど……そういうことだったのね~🎶

寧々

あんた……っ

どどどどういう状況だ!?

ハァッハァッ……

っ……

((絶対嫌われたッ……

ダッ

待て類、!!

寧々

類、!!

((また…またっ……泣

類の部屋

ピンポーンピンポーん

類!返事をしてくれ!

寧々

類、!お願い、!!

っ……

どこか…逃げないと、

((セカイ……

ピカァッ

ミク

類。来たんだ

あぁ…少し、疲れてしまってね

ミク

類が満足するまで。いていいから

有難う。ミクくん

ミク

……

クソっ……なんで出ないんだ、

寧々

((類…消えちゃったりしないよね、

寧々

((いっそこの際……

ガチャ

寧々

えっ…?

空いたぞ!!

寧々

な、何した訳、!?

力ずくだ!それより類を…!!

寧々

う、うん、!

クソっ…ここにもいない、

寧々

一体どこに……

…今日はもう遅い。明日また探そう

寧々

……分かった

寧々

明日、えむも呼んどくね

あぁ……

数週間後

クソクソクソクソっ!!!

なんで…っ

寧々

司…落ち着いて

えむ

うぅっ…類くんどこにいるの~!!

どうやらセカイにもいないようだしな、

寧々

……((絶対、あのことだ、。

ピカァッ

な、なんだ!?

えむ

司くんのスマホが光ってる…?

ドュンっ!!

寧々

な、何…!?

嘘だろ!?世界はまだ始まってすらいないが消えている、!

寧々

う、嘘!?

えむ

ほんとだっ…あたしの携帯もない、

寧々

なんで…っ

ピカァッ

ミク

はやく、来て

ミク

はやく、はやく

えむ

えっ…?

寧々

み、ミク…?

みくなのか…?

ミク

はやく、はやく

ミク

こっちに、来て

ピカァッ

えむ

うああああああ!?

えむ

ひゃあっ!?

寧々

ど、どこ…!?

寧々

つ、司!

寧々!俺はここだ!

えむ

よ、良かったぁ…

ミク

みん、な

ガイ

…なんでここに人がいるわけ?

ミク

……

ガイ

ミクが呼んだのか…(ボソッ)

ガイ

すまないけど、君たちと話すことはないから。出てってよ

えむ

類…くん、?

そこには髪はぐしゃぐしゃで

顔は引っ掻いたような後。

腕には無数のアザがある類が居た

寧々

類…それっ……

ガイ

もーどーでもいいよ、あいつのこと

ガイ

俺はお前らの思う神代類じゃないから。

寧々

でもっ…

ガイ

うるさいですよ~?草薙さん。

類、!

少し話を……

ガイ

うるせぇなぁ!!

ガイ

もうお前らとは関わりたくないんだ

ガイ

でていけ。

ガイ

ミク。こいつら出して

ミク

……分かった

ミク

ごめんね。

えむ

あっ…

寧々

戻ってきちゃった、

……

寧々

どうやって…類を戻す、?

えむ

あれじゃ、お話聞いてくれなさそうだもんね、

……

寧々

司。落ち着いて、

寧々

きっと…戻ってくるよ、

っ……

((咲希みたいにっ……

寧々

類はあんなこと思ってないよ、

((きっと…きっと……

((そんなことばっか言ってッ……

えむ

うーん…

えむ

そうだ、!

寧々

何、?なにか思いついたの?

えむ

類くんをワンダショに入れた時みたいに、ショーをすればいいんだよ!

えむ

ミクちゃん達に話してみようよ!

寧々

……えむ、

寧々

今は…ミクたちには…

えむ

あ…そっか……

いや、それで行こう。

寧々

えっ、?でも…それじゃあ…

俺たちだけでいい。ショーをするんだ

最高のショーをな!

えむ

…!!

寧々

ふふっ…

えむ

絶対、類くんを笑顔にするんだっ!

寧々

うん。絶対に…ね。

よし…早速話し合いだ!

数週間後

寧々

ショーの準備はできた、。

えむ

あとは…っ

あそこに行くだけだ、

再生…するぞ、

えむ

うんっ!

寧々

…うん、

…また来たのかい?

君達とは…入れないんだ、。

寧々

((今は類とガイ…どっちなんだろう、?

ミク

…来たんだ、。

ガイ

おーやっほ~

ガイ

で、なんで来たわけ?(睨)

…っ

お前に…いや、類に見せるものがある

えむ

さぁっ!開演だよ!!

ピカァッ

ガイ

な、なんだ!?

ワンダーランドのセカイ

ミク

ある所に、おかしな一座がいました!

ミク

その一座には

ミク

目立ちたがり屋な座長。

ミク

笑顔いっぱいの奇才、

ミク

人見知りな歌姫

ミク

奇妙な錬金術師がいました!

ガイ

ミク

でも、錬金術師の子には秘密があって…

カイト

みんなの前では、こっちの僕でいないとね、

カイト

絶対…出てこないでね

ミク

そう!錬金術師は二重人格だったのです!

ミク

みんなにこの人を知られたくなくて、

ミク

知られたらみんなが嫌っちゃうかも、と不安でいっぱいでした!

錬金術師!次のショーはどうするんだ!

えむ

あたしも楽しみですね~!!

寧々

歌歌うとこにも…いい演出、つけてよね

カイト

あぁ。

ミク

でもある日…二重人格がバレてしまいそうになりました!

カイト

う゛ッ…頭が痛いっ……

大丈夫か錬金術師!

寧々

ど、どうしよう…!!

えむ

むむむむむ~!!

ミク

そしてついに…

カイト

はぁ…だるいなぁ~

ミク

出てしまったのです!

ミク

錬金術師は正気に戻ったあと、その場を逃げるように去りました

カイト

ば、バレた…

えむ

錬金術師さーんっ!!

どこにいるんだー!!

寧々

返事して~!!

ミク

錬金術師は隠れていましたが、見つかりそうでした

ミク

そこから数日経って…錬金術師はとうとう、見つかってしまいました

ガイ

……((ズキッ

カイト

…こ、来ないでくれ、!

どうしたんだ錬金術師!!

えむ

そうですよ!

寧々

話聞くから!

ミク

それでも錬金術師は友情の破壊を恐れ、逃げてしまいます

えむ

うぅっ…

寧々

どうしましょう…

ショーをしよう!

錬金術師が最高に喜ぶショーを!

えむ

そうですね!

寧々

そうしましょう、!

ミク

そして一座 は錬金術師に向けてショーをしました!

カイト

ほら、君ならどうする?

ガイ

は、?((ズキッ

カイト

実は…このショーの続きはなくてね

ガイ

だが…錬金術師はお前の役だろ((ズキッズキッ

ガイ

っ……

カイト

いいや、僕は代役だよ

類…俺たちと、またショーをやらないか、!

寧々

嫌ったりなんてしない。私たちは類もガイも好きだから

えむ

ほらっ!類くん!

一同:ステージに立って!

ガイ

っ…

ふふっ…さぁ…次のショーはどうしようか?司くん。

…!!

寧々

類…!!

えむ

やったね司くんっ!!

ミク

良かったね!カイト!!

カイト

あぁ…本当に。

今まで…すまなかったね、ガイが、。

そんなのお前が謝ることじゃないだろう!

寧々

ほら、ショーの練習…始めよ

えむ

うんっ!!

そうか…

僕は、受け入れて欲しかったんだね。 ミク。

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