ut
僕の本当の気持ちが知りたいかぁ
ut
奏ちゃん、そんなに僕の事知りたいん?
奏
うん
ut
ま、しょうがないか
ut
僕はなぁ、無能なんよ
奏
…?無能?
ut
そそ、無能
ut
だから、仲間には蔑まれて当然、煽られて当然…
ut
分かる…?
その時見た鬱の顔
今までのどの表情とも違う
泣きそうで、それでも必死に堪えて
無理して笑ってる顔
奏
ごめん…
ut
別に謝ることやないよ
ut
ただの、僕の独り言やから
私は何か出来るかな…?
瑞稀
あっいたいた〜
絵名
急にどっか行くの、ほんとやめてよね
ut
すまんすまん
syp
兄さん、探しましたよ
ci
やっと見つけたわ〜
ut
探してくれたん?ありがとうなぁ
syp
で、そっちは“見つかった”んですか?
ut
いや、まだ見つかりそうに無いわ
syp
そっすか
ci
そんな事より、新しい曲が出来たっぽいぞ
瑞稀
あっそうそう!
瑞稀
だから、歌ってほしくて
ut
おん、了解
ーーーーーーー♪ーーーーーーー♪
この前歌った曲とは全然違う曲やな
あの曲よりも、優しくて、包み込んでくれるような
あの曲が冷たいわけやないけど
何だか、温かい…
…けど、ダメなんや
僕は、幸せになんて
って、歌に集中しないとやな…
ーーーー♪………
ut
どうやった?
瑞稀
うん!曲のコンセプトとも合ってるしいい感じ!
絵名
まぁ、そこそこ…
まふゆ
悪くないと思う…
奏
うん、良かった
ut
ありがとう
ci
にしても、緊張するな〜
syp
これが色んな人に見られるとなると、恥ずかしいっすね
瑞稀
え〜そんな事ないよ〜
瑞稀
綺麗な声だし
ut
良かったわぁ
ミク
鬱……
ut
ん?どしたん?
ミク
ちょっと来て