シクフォニ短編集

この作品は「悪ノ娘」、「悪ノ召使」を参考に書いています 結構内容似てたり似てなかったりです

悪を殺せ！ 悪を打て！ この国は終わりだ！ 悪は要らねぇ！

処刑の時間は午後3時 教会の鐘が鳴る時間

俺の目には たくさんの醜い目をした民衆と 上の方で光る銀色の物と 穴が開いた木の板と 薄く汚れた建物があった

悪は殺せ！ あんな悪魔もう見たくない！

醜い言葉が鳴り響く もし君を悪というのなら 俺だって同じ血が流れてる

君を守る そのためならば 俺は悪にだってなってやる

ｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ

ついにその時はやってきて 終わりを告げる鐘が鳴る

例え世界の全てが 君の敵になろうとも 俺が君を守るから

君はそこで笑っていて

民衆などには目もくれず 君は俺の口癖を言う