コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
わんく 青黒のまぁ日常 一回だけ♡が出現する 今日は壁になって見てくれ 完フィク
ぽーん、と鳴った インターフォン
悠佑
いふ
予想通りに某宅急便の お兄さんの声がする
悠佑
いふ
彼の服装はオーバーなTシャツと 裾にちらと見える短めのズボン 傍の上から眺めれば 下ろした長い髪の隙間から 首肩に紅く花を咲かせていた
悠佑
薄手の長袖を渡しても 何故か分からないのだろう 拒否されるのは言うまでも無い
いふ
悠佑
矢張り訳が分かっていない様だ 昨日の事だと言うのに "何時もの事"と流しているらしい
荷物を受け取り戻ってくると 何だか少し照れている
悠佑
いふ
通販サイトのロゴが入った 小さな箱を手渡した
悠佑
上に貼られている伝票に書かれた 受け取った彼の物ではない 自身の姓を見て首を傾げた
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
彼は悪戯に微笑んだ 心做しか嬉しそうな部分のが 多そうであるのは 今触れなければいけない事でない
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
その言葉で自身の首辺りを 見返そうとしている彼
悠佑
いふ
悠佑
いふ
首元の跡を指差し 昨夜の言葉を真似している 前晩は相当だったので 余り覚えてはいなさそうだ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
向けていた鏡を戻し 自分の方向を見返してみる 一箇所、いや二箇所だろうか 薄紅の花がちらりと 服の衿から覗かせていた
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
渡されたスマホ パスワードからして二人の記念日 検索履歴を見ても最近一緒に 話した事か仕事だけ カメラロールには隠し撮られた 自分と普通に撮った物 浮気をしていると言うなれば 彼女愛に溢れて過ぎていた
いふ
悠佑
いふ
スマホを返す様に押し付け 無言で頷いている
悠佑
いふ
悠佑
いふ
悠佑
いふ
柔軟性の高い片方と庇護欲のある片方 そんな自体が起きた所で 機転を交え仲良くするだけだった また今日も仲良くしている声が 部屋に聞こえている