た、単刀直入に聞きすぎたかな…
と、 ここで優しさが出る。
でも、 その優しさと同時に出てきたのは不安という感情だった。
それも、 浮気ではなんて。
付き合って1日めで、 浮気されることはそうそうないだろうし…、 本当に愛してるなら…好きなら浮気はしない。
だが、 この前読んだ小説ではスリムを味わいたいだなんだので、 1日に何人もの彼女をつくって、 恋愛を楽しむ…。
って…、 テヒョニヒョンはそんな人じゃないって言うのに…。
でも、 あの小説の主人公だって元は浮気をしまくるような人じゃなかった…。
ってことは、 浮気しなさそうに見えている人もする場合があるって事だよね…。
テヒョニヒョンがなかなか返事をしてくれないからと、 脳内で勝手に事を悪い方に持っていく。
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JUNGKOOK
何分かして返された返事に、 目をぱちくりさせる。
なんで僕の考えてることを…?
と、 そう思わずにはいられず、 ずっと目を何度も開いては閉じてと繰り返す。
JUNGKOOK
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JUNGKOOK
JUNGKOOK
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ジミニヒョンのあの言葉がやっとわかった。
" 安心しすぎだろ " ってこういう事だったんだ。
確かに、 どう接したらいいか分からないのは僕も同じだった。
でも、 それでも挨拶ぐらいちゃんとしてくれても、 なんて、 僕の心の底からでてきたわがままが僕の脳内で駆け巡る。
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こんなにも優しい人が浮気?
一瞬でも疑ってしまった僕がバカみたいだ。
小説を読んでたから?
主人公が浮気性だったから?
そんな小説とテヒョニヒョンを比べて…、 一緒にして…
JUNGKOOK
JUNGKOOK
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ボソッとテヒョニヒョンはそう言うと、 僕のお腹にコツンと頭を突きつける。
それも、 撫でてとでも言っているかのように、 そのまま何かを待っているテヒョニヒョン。
僕は撫でてほしのだろう、 そう思ってはテヒョニヒョンのふわっとしているその髪に触れ、 何度もよしよしと撫でてあげた。
…耳真っ赤…笑
…そっか安心か…
浮気された、 根拠もないのにそう思ってはダメだ。
僕達の場合はよかったものの、 もし悪い方向にいけば喧嘩していたかもしれない。
信じてないだので付き合って初日で喧嘩するとこだった。
喧嘩なんてしてしまったら…色んな意味で耐えれないだろうな…。
もっとテヒョニヒョンを信じてあげなきゃ。
信じて…
誰かと比べちゃダメなんだ。
その人はその人なんだから。
その頃、 ジミンはと言うと……。
JIMIN
店員
昨日飲んだばっかで、 お酒抜けてないのに…。
なんてことを思いながら、 ワインが入っている紙袋を持ちながらレジでケーキを待つ。
なんだかんだややこしかったあいつらが、 やっと付き合えたんだ。
嬉しいの頂点を超えて、 思わずにやけてしまう僕。
今日は、 思いっきり祝ってあげなきゃ
あ、ヒョン達にも言わなきゃ
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
35件
どれ見てもジミンいい人❤
多分小説の神様に愛されてんだね、こりゃー!偉いこっちゃ((
背景を写真にするのはどうしたらいいのでしょうか