特別な妹と特別じゃない姉

うちの家には憎もうにも

憎めない妹が居た

ｶﾞﾀｯ!!

どうにも

母は妹の事が心配でやまないらしい

そのうえ

妹を溺愛していて、特別扱いをする

妹は盲目だった

それは仕方の無いことだ...

けれど、うちは妬ましく思った

うちは[はい]としか言えなかった

ﾊﾞﾝｯ

理不尽に顔に平手打ちをされた

頬に熱と痛みが広がっていく

ﾊﾞﾝｯ

うちの毎日は

どうしようも無い日常だった

ある日妹の目の手術を行った

それにより、妹は目が見えるようになった

このことをきっかけに

生活の苦痛はヒートアップしていった

当たり前ってなに？

姉の役目ってなに？

妹のお世話をするのが

うちの役目なの...??

怒りがふつふつと湧いた

怒るのは当然だ

ﾊﾞﾝｯ(扉を閉める

学校についても

うちの怒りが消えることは無かった

お母さんが妹のお世話をするのが うちの役割だって言ってて、 怒って飛び出してきた。

ゆーかりが怒るのも同然じゃな それに、そろそろ言ったらどうなんじゃ？ 事実を

今更言っても、どうせ [そんなこと言う暇あったら勉強しなさい] って、言うと思う...

でも、言った方がいいんじゃないか？ 少なくとも反応はして貰えるんじゃ、 試してみる価値はあると思うぞ•́ω•̀)?

それに少なからずσ(-ω-me ))が、 味方に着いてるぞ(* 'ᵕ' )☆ それ以外も...

(｜・ω・)｜ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ある日の放課後の時

ゆーかりの隠し事を 伝えてもいいんだろうか...??

もし、言ったら....

いや、ゆーかり自身の為になる 言った方がいい

6限目終了

今日ようやく言う勇気が出てきた

助けてくれる人はいる...

だから絶対言わなきゃ！

怖い、けど今言わないと

今後、もうチャンスが無い

耳が聞こえないんだ

この前の放課後の時

難聴なんじゃ

私はとても悔やんだ

助けてやってくれ

お母さんは私の事信じてないんだ...

大っ嫌い！

怒りと悲しみで狂ったお母さんは

殴りかかってきた

ﾊﾟﾘｰﾝ

その時、ガラスが割れる音が

部屋中に響いた

突然の事でうちは驚きを隠せなかった

けど、それよりも

一刻も先に伝えたいことがあった

お疲れ様！

ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹