ほとけ
8月中旬
兄にパシられ コンビニにアイスを買いに行った
ほとけ
ほとけ
ガサガサと音をたて 袋から取り出した
ほとけ
ほとけ
兄用に買ったアイスを口いっぱいに頬張る
ほとけ
ほとけ
If
ほとけ
僕が味わって食べていると 声をかけられた
ほとけ
If
ほとけ
If
ほとけ
If
If
何をいうかと思ったら 僕の手元にあるアイスが気になったのだろうか
ほとけ
If
If
ほとけ
ほとけ
If
ほとけ
ほとけ
根負けしていふくんの口元にアイスを近づける
If
ニカッと笑ういふくんになぜかドキッとした
ほとけ
If
If
シャクシャクと音をたてながら 口いっぱいにアイスを頬張るいふくん
ほとけ
If
ほとけ
再度アイスを食べようと アイスを顔に近づける
ほとけ
これ…
間接キスになるんじゃ…?
ほとけ
ほとけ
だんだんと顔が熱くなったのは 夏のせいだと信じたい
自分がいふくんを意識してるのは 心底嫌だった
学校であったときでも
ニコニコしながら手を降ってきたり
話しかけてきたり
なんでかわからないけど 悔しかった
負けたわけでもないのに
いふくんのちょっとした動作で 嫌なほどドキドキしてしまう自分が すごく悔しかった
ほとけ
ある日いふくんから誘いを受けた
If
ほとけ
こんないつもと変わらないような返事をしているが 内心心臓バックバクで今にも逃げ出したい
If
ほとけ
いつもは自分の家に誘わないいふくんが 家に誘った
If
ほとけ
ほとけ
If
家に入れてもらえるって 意識されてるってことでいいのかな
ほとけ
If
そうやって子供のように無邪気に笑う君に 今日も恋をする
ほとけ
If
見た感じ整頓された部屋 だけど箱の中とか棚とかごちゃっとしてるところも多々ある
急いで片付けたのかな…w
If
いつもより低い声が 緊張感を漂わせる
If
If
ほとけ
予想外過ぎて驚きが隠せなかった
ほとけ
If
If
ほとけ
少女漫画のような感じには そう上手くはいかない
『本当はほとけが好き』だなんて そんな非現実的なことが起こるはずないのに そうなってほしいと願ってしまった
僕の初恋は 彼の手で崩された
If
ドサッ
If
If
ほとけ
気がつけばいふくんを押し倒していた
ほとけ
If
ほとけ
違う
こんなこと言いたいんじゃないのに
なんでか止まらなくて
自分で自分を苦しめてるようだった
ほとけ
ほとけ
If
ほとけ
だったらこんな思いしなきゃよかった
別に僕だっていいじゃん
なんでその子なの…?
そんなにその子がいいの?
僕のなにがいけないの?
その子じゃなくて僕を見てよ
僕じゃ駄目なの…?
僕を見てよ…
お願いだからっ……
僕にしてよ……
If
ほとけ
ほとけ
コメント
11件
いふくん、あなた攻めで一旦やってみたら好きな人変わるんじゃない((
うん、まろちゃんよ、、立場を変わったりすることは可能でしょうか、、、 (何言ってんだ) 神です。。。。