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お盛ん

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お盛ん

3 - 第3話 ???「……お盛んだな……」

♥

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2024年07月31日

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次の日の放課後

桜はある人物に呼ばれていた

なんだよ

ん、ああ…

やっと来たか

その相手は梶だった

うるせぇ

時間がかかったんだよ

梶とは組手をした以来会っていない

(昨日の組手の話か…?)

……昨日の、話

珍しく躊躇している梶

違和感を感じる他ない

んだよ

昨日の組手が
引き分けだったからか?

いいぜ、相手してやる

昨日の組手―それは体育館で行われた

あいも変わらず 桜も梶もヒートアップしすぎたがために

柊に止められたのだ

ちげぇ

それじゃ、ねぇ…

…?あんだよ

言いてーことがあるなら
さっさと言えよ

………その

あ?

お前昨日の放課後

何してた…

……!!

(昨日の、放課後…!)

桜の記憶が呼び戻される

楡井としたこと 楡井を止めれなかったこと

蘇枋が楡井に教えたこと―

だから今日はまともに直視もできず 初対面よりも初対面な感じに なっていたのに…!

その、あいつ…
楡井、だっけか

まっ!

待てよ!

どこまで知ってる!?

…声が聞こえたんだよ…

昨日の放課後―

オレは少し用があって残ってた

…んで帰ろうとしたら、声が聞こえて

誰かに襲われてるんじゃないかって…

心配になって声のする方に行ってみたら

…っ゙!

ん゙ぅ…!

にれ…!はな、せ!

楡井

嫌です!

お前らだって気付いた

桜は目を丸くしている

羞恥心からくるものか 絶望からくるものか

それは桜自身にもわからなかった

…お前らがなにしてっかは
みてねぇから

…安心、っつーか
そこはまぁ………………

梶も桜ほどではないが初(偏見)

こういう話は得意ではない(偏見)

…別に悪いとは言わねぇ

ただ…他所でヤれって話だ

今回みたいに

誰に見られるかも―

ブンッ!!!

っにすんだよ!

あぶねぇだろうが!!

桜が梶に殴りかかったのだが

それは無駄に体力を 消費しただけだったようだ

見事に回避している

おい、なんか言え―

…っ

梶は驚いた

桜がうるめだったからである

っ!

オレ…なんで…

あ、お、おい…

そんな
泣くほどじゃねぇだろ…

泣いてねぇ!!

顔こっち向けてみろよ

……それはしねぇ

泣いてんだろ

泣いてねぇ!!

また殴りかかってきた

その腕を ぱしっ と、止めて、桜の顔を見た

…っくそ、しね……

ゾワッ

梶の知らない感情が駆け巡っている

昨日と同じ感覚

無性に―

(おかし―!)

またもや桜は押し倒される

っおい!

なにすんだ!

桜は思わず舌打ちをする

お前もかよ…!

フーッ

フーッ

梶はこれでも冷静さに欠けている

わけではないようだ

ちゃんと理性は保とうという 努力がみえる

だがそれがいつまで続くか

待てよ

ここ、外だぞ!?

うるさい、黙れ

ちゅ

うるさいから口で塞ぐ

どこの漫画の世界だよ

(……こいつもやばい)

(また、昨日と同じ目に…)

…すまん……

は?

唐突な謝罪

目の前のやつが何をしたいのか 桜はわからなくなっていた

オレもこんなことが…

したいわけじゃねぇ…

でもなんか、ヘン…なんだ

っ!知るかよっ!

オレには関係ねぇ!

そう、だ……

梶は辛そう

奥歯を噛み締めている

ギリギリ

そんな音が鳴りそうなほどに

(―んで…オレが
 わりぃみてぇに…!)

怖いものは怖い

嫌なものは嫌だ

でも、こうなるのは… 誰かがつらい思いをするのは…

もっと嫌だ―

おい!

っ!?

ビクッ

と、全身を震わせた梶

怯えてるのか、興奮してるのか そんなことはどうでも良かった

こっち来い!

桜が向かった先は…

誰も来ない体育館倉庫だった

(ここにもあんだな…)

どうでもいいことを考えていたから

速やかに判断できなかった

うあ゙っ!?

我慢できなくなった梶に倒された

(こいつ…!)

(力強ぇ!)

組手のことを思い出す

(もしかして…あれでも
 手加減してんのか!?)

っおい!

っんだよ

嫌だったら…
死ぬ気で殴れ…!

っ…

初めてのタイプ

だからそれが、この気持ちが どういうものかわからない

…っ!

尻に違和感を感じた

…やわらけぇな…

っ!

いちいち言うなっ!

桜は両腕で顔を覆い尽くした

耳まで真っ赤になっていた

……あんま、煽るなよ……

ひっ!?

梶の息子が、尻に……

ま、まっ―!?

有無を言わせず梶は突っ込んだ

〜っ゙!?

(なん、だこれ…!)

は…きつ……

(ヘン…だ……!)

梶が桜を撫でる

梶の顔はみたことのないもので みているととても恥ずかしくなった

ゔあっ…!?

お前、締め付けるなよ…!

っ゙…?

あ゙…ん゙ぅ

おい、大丈夫か…!?

梶がまた撫でたとき

桜は体を震わせた

っ゙〜!!

(どうなってんだ…)

(蘇枋と楡井とは…
 カンジがちがう……)

(きもち、いい…?)

動くぞ

揺れるたびにくる快感

おかしくなりそうだと桜は思った

ん゙、あ゙…!

……うるせぇ

ちゅ

うるさいから口で塞ぐ

どこの漫画の世界だよ

そう考える暇もない

人が来るだろうが

し、るかっ…!

とまれ、よっ!

それができたら
苦労してねぇよ

ズドッ!!

カヒュッ゙!!?

一気にはいる

奥まで届く

自分の知らない気持ちが増える

(も、と……)

おい…

んだよ

今からやめろってのも―

桜は上体を起こすと 梶の胸板に頭をずりずりと擦った

???

理解できない梶

やめろってことか?

そう思っていると

もっと

もっ………と

撫でろ………ばか…

やろう…

っ!!!

流石に堪えられなかった

梶の理性は飛んでいった

この後の記憶は おそらくふたりともないだろう

毎度申し訳ありません

どうも セカイです

今回は梶でやってみました

そろそろ桜に殺されそうです

梶の偏見は ウィンブレの公式のあの動画

連絡先を聞かれたら…みたいなやつ

それで結構 初だな〜 という感想を持ちましたので

優しいけど、スイッチがはいったら めっちゃすごそうだな…

という偏見になりました

楡井バージョンが、たった数日で 200いいねいっていて驚きました

ありがとうございます

ところで皆さん ウィンブレ18巻、楽しみですね

自分はマガポケで もう見ちゃったんですが

いやだって 耐えろという方が厳しいじゃないですか

8月7日 楽しみですね

次回 ???「お盛んだな〜!!」

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コメント

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最高だよ! 急にタメ口ですいません。

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