あれから1ヶ月
檜山光成
紗倉
俺がそうとでも言わないと、 紗倉はずっと練習し 続けるような子だった
檜山光成
紗倉
檜山光成
紗倉
檜山光成
紗倉
…何も言えなかった。
その日の帰り
俺は、振り付けしさんと少し話をして みんなより帰りが遅れた
帰る準備をしていると 1冊の手帳が落ちていた
檜山光成
名前書いてないし、 開いてみると
もっと練習しなきゃ
消えたい
死にたい
檜山光成
すると走ってくるあし音が 聞こえてきた
紗倉
紗倉
檜山光成
紗倉が手帳を取ろうとした時、
檜山光成
手首には 赤黒い傷があった
檜山光成
紗倉
檜山光成
「やめろ」とでも怒ってやりたかった でも、怒ったところで紗倉の気持ちが変わるわけじゃない
檜山光成
紗倉
檜山光成
頷いた紗倉の袖を捲りあげると 無数の傷、リストカットがあった
檜山光成
紗倉
檜山光成
紗倉
檜山光成
檜山光成
紗倉
檜山光成
檜山光成
紗倉
檜山光成
檜山光成
紗倉
この時から、紗倉を守って あげないと、って 思い始めたんだろうな。
コメント
3件
続き待ってたよん! また、楽しみにしてます!