反社会梵天

ピコンとスマホが振動を立てて通知が来る音がする

深いため息をつく黑はスマホを指で打ち、承知しました。と送りスマホを閉じる

黑は武器を懐に入れ、銃弾の数も数える。するとスタスタと綺麗なオレンジ色の髪の毛をしている子が来る

朱花は任務の詳細は知らないためケロッとしている

内心そう思いながら朱花にでは、行ってきますと言い玄関から外に出た

そう思いながら慎重に物音を立てないよう歩く

遠くの声を静かに聞いていると、懐に入っていたスマホの着信がなった

すると足音がこちらに近づいてくる。

黑は瞬時に動き出口に出ようとしたが、目の前の人にぶつかってしまった

灰谷竜胆まで来てしまって黑は詰んだ…と諦めるだろう

黑は服装と髪型や顔つきからして男に見えて、よく間違えられる

黑は抵抗する気など起きないため、無発言だが3人の指示に従うだろう

口に傷がある男が先程の口悪からは想像がつかない程の敬語で言う

許可を貰うと、失礼します、と春千夜と黑だけが入室する。

目の前の首領と呼ばれる梵天のトップはとても血色が悪く、不健康そうな体をしていた

三途がそう報告すると、マイキーはふむ…と顎に手を当てた

沈黙の時間。恐らくと言うか確実に黑をどうするかを考えているのだろう

そう圧の感じる目線に黑は口を開く

黑はその圧に恐れることもなく、悠々と喋っている

黑は梵天の首領を前に平然な顔をしながら冷静にしている

そうしてその後も色々話し合い、話が終わると黑は失礼しましたと首領の部屋を出た

黑はスマホを開き、白月達に"梵天に入ることになりました"と送った