【WTBL】君、才能あるよ(笑)

9話目です

また今回も世界観ぶち壊しの GPSなるものが出てきますが 全て雰囲気で感じて ファンタジーとして何も考えずに 読んでください

この世界のGPSは どうにかして位置情報を取得できる ハイテクな機械です。多分。

とあるシチュエーションの キスを書きたいだけだから 展開早いです

そのくせ なんか長いしエロくない。 not🔞です。 ちゅーはするけどね！

簡単な事務仕事を任されるようになって 数ヶ月。

今日は｢外でのお仕事｣との事で 俺はメイドさんのところへ 強制的に遊びに 行くことになった。

ドンｯｯ

誰だ

意識が……

遠く……

数日後

踏み潰されたのとは別に 万が一の予備として布地の裏に 小型のGPSを縫い付けていた

小さいが故に気づかれにくいが どこで信号を出しているのかの解析に 時間がかかる

使いたくなかった、っていうか 使うようなことが 起こって欲しくなかったっていうか

タバコにも 人にも

こんなに依存するつもり無かった

依存させることはあっても 何かに依存するなんて不健康だと ずっとそう思ってたから

もうあいつがいないと 生きていけないんだと言うように ｢代わり｣に煙草が消費されていく

ここに連れてこられて数日

日が当たらないせいで 朝なのか夜なのか 今日が何日なのかも分からない

初めて、ここのボスらしき人間が 俺に会いに来た

やっぱり相手は複数人…… 俺一人じゃ抜け出せない

恋人兼パートナー兼ペットって 親しいって言うのか？

いやまぁ絆されてるのは事実だし まぁ好きか嫌いかと言えば 嫌いじゃないけど

いらない？

おれが……？

邪魔？

また、俺は

捨てられるのか？

｢殺れ｣

ﾊﾟﾝ!

｢要らない｣

さっきまで煙草の代わりに 飴咥えてたくせに 煙草の味もするんだな

ストレスを感じた時しか吸わない 煙草の匂いが こいつのスーツに染み込んでるなんて どれだけ不安だったんだろう

甘くて苦い、俺の知らない 大人の味