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助けてくれたのは。

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助けてくれたのは。

1 - 助けてくれたのは。

♥

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2021年02月02日

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※○○は、高校3年生です

弟の名前は、△△

△△、今日行きたい所ない?

ん〜……公園!!

おっ!いいね!!3人で行こっか!!

この人達は、私のことを居ないことにしている。

話しかけても無視、ご飯も余り物ばっか。

なぜか、弟だけ弱愛されてる。

もう、我慢出来ない……!

○○

……なんなの?ボソッ

は?

○○

なんなのよっ!!!

親に対してなんだよ!その口の聞き方は!!

○○

はぁ!?あんた達が私の事差別するからいけないんでしょっ!?……

お姉ちゃん…?

○○

あんたが居るからっ!……私は愛されなくなった!!!………

………

いい加減にしなさい!!!ボコッ

○○

痛っ……

(○○を蹴る)

○○

うっ……

もう、出て行って!!あんたなんか産まなきゃ良かった!!!

○○

っ……

△△、こっちおいで

うん!

そして、私は家を出ていった。

○○

私だって…好きであの家に産まれたわけじゃないっ……グスッ

ドンッ💥

○○

わっ!……

??

うおっ!!

誰かとぶつかる。

○○

すっすみません!……

??

俺の方こそごめんね!!……って顔どうしたの!?……

○○

なっなんでも…ないですっ……

??

足もアザだらけだし!!ほら、1回立って!!

そう言って、私の腕を掴もうもする。

○○

ビクッ……

??

えっ?あっごめんね!……知らない男に触られるのやだよね……

○○

あの…私っ……人間恐怖症で………

??

人間恐怖症……?

○○

はいっ……親に虐待されてたから…人間恐怖症になってしまって……

??

そんなっ……

○○

もう…精神的に耐えられないんです……グスッ

??

……もし良ければ、俺たちの家に来る?6人で住んでるんだけど……

○○

え……グスッ

??

大丈夫、俺たちは虐待なんてしないよ!

この人なら、信じても良いって思った。

○○

私なんかが…行ってもいいならっ……

??

「私なんかが」じゃないよ?

○○

へ?……

平野紫耀

「私」で良いの!ね?

○○

(´。・//・。`)ドキッ……

○○

はっはい……!

??

よし!じゃあ行こ!

??

俺は平野紫耀!君は?

○○

○○です!……

平野紫耀

○○ちゃんね!よろしく!

○○

はいっ!……

平野紫耀

あっ、ちょっと触るよ?

○○

えっ?

そして、私の腕を引く。

平野紫耀

車に引かれちゃうから……

平野紫耀

って、ごめん!…嫌だったよね……

○○

…いえ、紫耀くんなら大丈夫です……

平野紫耀

そっか…良かったぁ……笑

○○

ふふっ笑

平野紫耀

あっ!笑った!!

○○

え……

平野紫耀

やっぱり、笑ってる○○ちゃんの方が可愛いよ!

なんだ私、笑えてるじゃん。

○○

可愛いなんて…初めて言われた……

平野紫耀

じゃあ!俺がこれからずーっと言ってあげるね!笑笑

○○

ありがとうございます笑…

平野紫耀

じゃあ行こ!

そして、紫耀くんの家へ向かった。

続く──

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