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りもこん
そう言いながらスマホをいじってるりもこん
俺の気持ちには全く気づかないくせに
仲間の体調不良には真っ先に気づく
ふうはや
りもこん
まるで興味が無いかのように
スマホに釘付けになっているりもこんを横目で見ながら自室のドアを開ける
風でカーテンがなびいていた
ふうはや
窓際に行き、戸を閉めようとした時
月明かりが部屋に差し込んできた
ふうはや
ふと脳内に浮かんだ言葉をそれとなく呟く
ふうはや
そんなことを考えながらパソコンを立ち上げマインクラフトを開く
いつも通りMODを入れ、撮影を始めようとしても意味が気になり気持ちが入らなかった
ふうはや
ふうはや
そう自分に言い聞かせながらスマホを手に取る
検索するとすぐに出てきた
ふうはや
ふうはや
ちょうど今日は満月の日
ダメ元で言ってみようと決意を固め、自室を出る
ふうはや
自室から出るとりもこんはまだスマホをスクロールしていた
りもこん
ふうはや
そう誘うと明らかに面倒くさそうな顔で
りもこん
という
だけど断られるのは想定内
ふうはや
そうやってしつこく誘うと
りもこん
と渋々立ち上がってくれた
ベランダに出ると風が吹いていた
りもこんが鬱陶しそうに髪をかきあげる
そんなりもこんを見ながら、消え入りそうな声で
ふうはや
と言ってみた
怖くて顔をあげれなかった
どうせ聞こえてないんだろう
どうせスマホを触っているんだろう
そう思った
りもこん
それなのにこういうのは聞こえてるみたいで
恐る恐る顔をあげると呆然とこちらを見ているりもこんがいた
りもこん
そう問いかけてくるりもこんに
意味知らなそうなのはお前だろと言いたくなるのを堪えて
ふうはや
と言う
りもこん
と興味無さそうな感じで言うりもこん
俺は耐えられなくなり
ふうはや
と言ってリビングに逃げようとする
だけど後ろから引っ張られまたベランダに出てしまう
ふうはや
一瞬状況が理解出来なかったが
背中の暖かさで、りもこんが抱きついていることが分かった
ふうはや
りもこん
そう言って俺の前に立つりもこん
少し屈んで俺と目線を合わせ、
いたずらっぽい笑みを浮かべながら
りもこん
と言った
ふうはや
俺は視界が滲むのを感じた
ふうはや
信じられなくてそう聞くと
りもこん
そう言って笑われた
ふうはや
そう言ってりもこんと一緒にベランダで並んで立つ
月明かりが辺りを照らしてる
幸せを噛み締めながらりもこんの肩に頭を乗せる
そのままゆっくり目を瞑った