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コメント
4件
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
見てみて!背景あった!
これにする!
龍 視線っす!
こんな雨が降ってんだ
いくら傘があっても2人じゃ
濡れちゃうな。
でも入らないよりマシだと、
入れてもらった。
全然濡れねぇじゃねぇか。
傘、案外でかいだな…
遥斗
龍
俺は彼を見たんだ。
俺が濡れない理由がわかった…
こいつ、体全部入ってないじゃん!
俺のはちゃんと入ってんのに。
傘を持ってんのはこいつだ。
こいつは自分より俺を優先して
傘に入れてくれてた。
こんな優しい奴いんのかよ。
こんな優しい彼を騙している俺が
随分醜く、
滑稽だと思った。
すぐにでもちゃんと傘に入れてあげよう。
こんなクズの俺の行いを見ていた
神様のせいか、
それとも優しい彼のおかげか。
優しい言葉をかせる前に
雨はやんだんだ。
遥斗
龍
あぁ、神様よ
優しい彼に
俺は、優しい言葉などかける義務が
ないという現れでしょうか。
龍
龍
神様よ、
こんなん、いつかくつがえしてやらァ!
優しい彼に、
ちゃんとした言葉を
彼に伝わるように
俺からの彼のための言葉を
いつかかけてやろうじゃないか!
優しい彼に並ぶよう、
努力してやろうじゃないか!
雨が上がると同時に俺は
彼への
俺にとって初めての新しい
感情が出来た。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主