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コメント
2件
今回も最ッ高💕 日向の、影山に来て欲しかったのに、見てもらいたくない~みたいな矛盾がめっちゃ好き😍💖続きが楽しみ!!頑張って👍
※嘔吐注意
しかし、体育館に入った瞬間、俺の期待は残酷に打ち砕かれた。
昨夜、あれほど激しく自分を問い詰め、しようとしていた影山が、俺の方を一度も見ようとしないのだ。
それどころか、俺が「おはよう!」と声をかけても、返ってきたのは低く短い「.....おう」という、他人行儀な返事だけだった。
影山は、昨夜の喧嘩がなかったかのように、あるいは俺という存在が最初からいなかったかのように、
平然と他のメニューをこなしている。あんなに執着していたくせに、一度「拒絶」を決めた瞬間の影山は、恐ろしいほどに冷めていた。
数時間経ったあと俺は毎回影山と速攻の練習をしている。
そんな中、俺の目に飛び込んできたのは、さらに心臓を抉る光景だった。
俺の胸が、焦りと寂しさで焼けそうになる。
コートの隅で、影山が音駒の研磨と梟谷の赤葦さんに囲まれていた。
赤葦さんと研磨が、影山にセッターとしての技術やコツを伝授している。
影山は、いつも俺に向けるような険しい顔ではなく、真剣に、そしてどこか敬意を持って二人の言葉に耳を傾けていた。
なんで、ッ……
いつもは「俺のトスを打て」と傲慢に自分を縛り付けていた影山が、今は自分を置いて、他校の優秀なセッターたちと「高み」の話をしている。
俺は、自分が影山にとっての「唯一」ではなくなったような、猛烈な疎外感に襲われた。
研磨と話すだけで不機嫌になっていた影山が、今は俺を見向きもせず、楽しそうに(影山なりに)研磨たちと技術を磨いている。
俺は、ボールを握りしめる手に力がこもるのを感じた。
昨日の影山は、あんなに「俺だけを見る」と言ったのに。
今、影山の視界に、日向翔陽は一ミリも映っていない。
自分に向けられていたはずの、あの重くて息苦しいほどの独占欲。
それが消えてしまったことに、俺は自分がどれほど影山に「執着されたがっていたか」を、皮肉にも嫉妬という形で思い知らされていた。
俺の瞳に、悔しさと独占欲の裏返しのような熱い火が灯る
影山を自分の方に振り向かせたい。
その一心影山を自分の方に振り向かせたい。
その一心で、俺は微熱のある身体を無理やり動かし、コートへと飛び出していった。
影山side
練習の合間。
俺が赤葦たちと話している輪の中に、日向が割り込んだ。
その瞳は焦点が合っておらず、頬は異様なほど赤く上気している気がする。
普通だったはずの体温は、無理な運動によって一気に跳ね上がり、日向の脳を焼き焦がしていた。
日向は、俺が驚くほどの力で俺の腕を掴んだ。
驚愕する周囲の視線を振り切り、フラフラと足をもつれさせながら、日向は俺を誰もいない部室へと引きずり込んだ。
日向side
ガチャン、と部室の鍵を閉める。
その音が静かな室内に鋭く響いた。
途端、俺の緊張の糸が切れたように、その場に膝から崩れ落ちた。
激しい目眩。脳内を直接かき回されるような熱さ。
影山を自分だけの場所に連れてこれた安堵感と引き換えに、押し殺していた体調不良が爆発した。
影山が駆け寄ろうとした瞬間、俺の胃が激しくせり上がった。
部室の隅にあるゴミ箱を掴み、俺は激しく嘔吐した。
昨夜から何も食べていない胃からは、苦い胃液と黄色い胆汁だけが溢れ出す。
喉を焼くような感覚に、俺は涙をボロボロと流しながら、何度も何度もえずき続けた。
吐物の臭いが漂う部室で、俺は無様に床に這いつくばる。
影山の前で、一番見せたくなかった汚い姿。
一番怖かった「気持ち悪い」と思われる瞬間が、今、自分の手で作り出されている_____。
どうでしたか?🙄💭 時間が無くて変なところで切ってすみません🥲🙏🏻 次回 → 嘔吐・過呼吸注意です😏💕 ゴールデンウィーク中に頑張って続き出します‼️ NEXT → ♡500 ♡や💬お願いします🙏🏻 ⟡.·