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翌日の訓練場

マチャス先生

今日は、各自で魔力放出の確認を行うわ

ざわつく生徒たち

モブ

じゃぱぱ、やるの.ᐣ

モブ

見たい……

俺は、杖を握ったまま、動かなかった

マチャス先生

……じゃぱぱさん.ᐣ

じゃぱぱ

…先生

マチャス先生

どうしたの

俺は、少し息を吸ってから言った

じゃぱぱ

……やりません

教室が、静まり返る

モブ

え.ᐣ

モブ

なんで.ᐣ

マチャス先生

理由を、聞いてもいいかしら

じゃぱぱ

はい

じゃぱぱ

俺、自分の魔力がどこまで出るか、まだ分からなくて

じゃぱぱ

制御できないまま使うの、
ちょっと……怖いです

正直な言葉だった

一瞬の沈黙

ひなこが、ゆっくりと口を開く

ひなこ

賢明な判断ですわ

モブ

え.ᐣ

ひなこ

恐怖を無視して力を振るうことこそ、未熟というものです

先生は、俺をじっと見ていた

マチャス先生

否定する勇気、ね

マチャス先生

分かったわ

マチャス先生

今日は見学に回りなさい

モブ

え.ᐣいいの.ᐣ

マチャス先生

えぇ

マチャス先生

力を使わない選択も、立派な制御です

じゃぱぱ

…ありがとうございます

訓練後。 俺は、少し肩の力を抜いた

じゃぱぱ

拒否するって、こんなに緊張するんだな

ひなこ

ですが

彼女は、静かに言った

ひなこ

今のあなたは、力に振り回されていませんわ

ひなこ

力を“選んだ”のです

じゃぱぱ

…選んだ、か

ひなこ

えぇ

ひなこ

それは、とても強い行為ですわ

俺は、少しだけ笑った

じゃぱぱ

隣にいてくれたから、言えた気がする

ひなこ

……それなら

彼女も、ほんの少し微笑む

ひなこ

これからも、隣におりますわ

力を振るうことだけが、 強さじゃない。 拒むことも、 選ぶことも―― 強さだと、俺は初めて知った

魔法学園で守る側の俺

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