目の前にいた人は見たことある顔だった
私
え
ジフン
あお前
私
なんでここにいんの
ママ
どうしたの急に
ママ
知り合い?なの?
私
知り合いっていうか同じクラスの同級生っていうか
ジフン
お母さんこんにちは^^
ママ
こんにちは!^^
ママ
本当に綺麗な子だね笑
私
(こんなことある?)
私
(絶対無理なんだけど)
ジフン
ヘヨナ、よろしくね
私
…はい
私
(((はあ)))
ジフン
笑笑笑
ママ
うふふふふ笑笑
ジフンの父
はっはっは笑
私
……
私以外の笑い声だけが響き渡りながら食事は終わった
ジフンの父
さて引越しなんだけど
ジフンの父
ヘヨナは賛成してるってことでいいのかな?
私
まあ、貴方の息子さんの事は賛成した後に知ったんですけど…はい
ジフン
俺はぜんぜんいいけどー
ジフンの父
まあ慣れるまでは時間かかると思うけど楽しく暮らせるように僕もがんばるね
ママ
よろしくお願いします(*^^*)
ジフンの父
じゃあこれからは家族ってことでみんな敬語とか堅苦しいのはやめよう
ママ
そうね笑笑
私
家は…?
ジフンの父
家はな私の暮らしてる家に来てもらうことになる
私
そうなんだ
私
自分の部屋はあるの?
ジフンの父
もちろんあるから自由に使ってな
ママ
じゃあそろそろ行こうか!
ジフンの父
だな
私
ほんとに馴染めるのかな
私
気分が全然上がらない
ジフン
荷物準備できたか?
私
もう勝手に入んないでよ
ジフン
なに?見ちゃいけないもんでもあんの?笑
私
ほんと腹立つ
ジフン
てかさ俺ら仲良くしような
私
は?なんなの急に
私
いじわるしてくるくせに
ママ
ジフナ~ちょっとここ手伝ってー!
ジフン
はーい今降りる!
私
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ想像できない明るい未来が
私はブツブツ文句を言いながら準備をした
私
ここ…?
ジフン
おう
ジフンの父
ここが新しいヘヨナの家だよ
ママ
ほんとに綺麗なマンション
ジフン
ここの47階な
ジフン
ヘヨナ慣れなさすぎて酔うなよ笑
私
はあ?なにそれ自慢?うっざ
私
こんなんで酔いませんー
ジフン
WWW
ママ
なんだかんだいって仲良くなりそうね笑
ジフンの父
そうだな笑 ゆっくり見守ろう
私
ってほんとに広いし綺麗
ジフン
だろ?
私
?!?!いたの?
ジフン
まあそのうち慣れるだろ
私
うざいうざい
ママ
2人ともーパパとママスーパー明日の朝ごはんとか買ってくるけど何かいる?
私
わたしアイス欲しいー!
ジフン
おれもー
ママ
わかったわ!行ってくるわね
ジフン
お前太るぞ
私
いやいや太ってないんですけどぜんっぜん
ジフン
目ついてんのか
私
もういい部屋どこ私の
ジフン
こっち
ジフン
はいここ
私
ありがと…
ジフン
入ってい?
私
いや入んないで
ジフン
おじゃましまーす
私
まじでさ
私
お前耳ついてんの?
私
え広いかわい
ジフン
俺の父さんが色々してたよ
私
あとでお礼しよ
ジフン
俺も手伝ったんだけど
私
だれ
ジフン
はー
私
てかなんで普通にいんの
ジフン
んーここなんか落ち着くなって
私
いや勝手に落ち着かないで
ジフン
俺いると落ち着かない?
私
なにその上目遣い全然可愛くないから
ジフン
ヘヨナはかわいいよな
私
?!なにいってんn
ジフン
俺ら血繋がってないしこういうのいいんだよな
ジフンはヘヨンをベッドに押し倒した
私
ねえ馬鹿じゃないの?やめて
ジフン
ガード堅
私
いやふつうにかんがえて嫌でしょ
ジフン
みんな嫌がんなかったよ?
私
私をあんたと関わってきた女と一緒にしないで
ジフン
冗談だって
ママ
ヘヨナ帰ってくる前にお風呂入ってて🙇♂️
私
わかったー
ママ
ジフナにも伝えてて!
私
はい
私
わたし先入るから後で入ってね
ジフン
おけー
私
もう部屋からも出て!!!
ジフン
そんな嫌がんなよ
私
なんで毎回毎回嫌なことばっか言ってくんの
私
うわこれめっちゃ高いシャンプーじゃん、
私
いっぱい使っちゃお
私
ふぅ~湯船おっきいー
ガチャ
私
へ?
私
は?!!!!
私
まってなにしてんの
ジフン
え?後から入れって
私
はあ?!馬鹿なの?ふざけてんの?わざとなの?
私
出てってば
ジフン
嫌だよ言ってたことと違うじゃん
私
いや勘違いしてんのあんたじゃん
ジフン
お前おれのシャンプー使っただろ
私
俺のって…?これ?
ジフン
それ
私
わかんないよ先に言ってよそんなの
ジフン
お仕置きしないと
私
いや出て
私
ねえなんで入ってくんの
ジフンは湯船に入ってきた
ジフン
これお仕置きー
私
ばかすぎる
私
わたし出る
ジフン
えーいいの?見えちゃうよ?
私
っ…
ジフン
ちゃーんと300秒数えましょう
私
長すぎだって
私
もう経ったんじゃない?
ジフン
まだ100秒しかたってない
私
数えてないでしょ絶対
ジフン
てか普通に可愛いよなヘヨナ
私
なに急に
私
触んないでよ
ジフンはヘヨンの顔周りをなぞりながら顔をじっくり見てきた
ジフン
かわい
私
//
ジフン
恥ずかしい?
私
やだ
ジフン
ちゃんと顔見て
私
無理
ジフン
顔真っ赤だけど
私
のぼせてるの
ジフン
お風呂入ったら興奮しやすくなるってほんとなんだ笑
私
きも
私
興奮なんかしてないし
私
大っ嫌い
ジフン
自分に嘘つかない方がいいよ
私
嘘なんかついてない
ジフン
じゃあゲームしようよ
私
なんの
ジフン
好きになったら負けゲーム
私
一生負ける気しないわ
ジフン
へー
私
…
私
もうあっという間に300秒経ったよ出て早く
ジフン
わかった
私
ねえまって目瞑らせてよ先に
私
//
ジフン
うわ見てやんの
私
ねえはやくでてママ達帰ってくるじゃん
ジフン
笑笑
その時鏡に写った私の顔は真っ赤だった
パチパチパチっ ヘヨンは思いっきり自分の顔を叩いた
私
のぼせてるだけのぼせてるだけ