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私の大好きなお話です。
この物語は、ある列車のお話である。
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私の名前は【男】という者だ
私は今電車に揺られている
私はこの列車であり、列車は私である
男
この列車内での私の唯一の楽しみは、お客人の話を聞くことである
気になる話し相手を探し回ること数分、ある少女に目が止まった
男
少女
突然知らない男から話をかけられたので、一瞬戸惑いつつも、挨拶を返してくれた
男
少女の向かい側の席が空いていたので、聞いてみた
少女
私は席につき、少女に目を向けた
少女は緑色の服を着ていて、小さな鞄を掛けている
男
当たり前の事実だが、切り口として、まずそれを聞いてみた
少女
少女はそう言い終わって、はっとなった
少女
男
少女
少女
男
少女
少女はそう呟くと、窓の方へ目をやった。時折、手首を触っていた
男
少女は私を見て、驚いた表情をしている
少女
男
少女
男
少女
少女は頷き、じっと手首を見つめている
男
少女
少し予想外だったか、少女はぱっと顔を上げ、微笑んだ。 声も少し、裏返るほどだった
少女
自分の失態に気づき、少女は少し頬を赤らめて謝った
男
男
少女
男
少女
男
少女
少女は少し落ち込んだが、すぐに何かを思いついたようで、笑顔をこちらに向けた
少女
男
少女
少女は悪戯っぽく笑った
少女
男
私は記憶の中を掘り返した
男
男
少女
男
少女
男
少女
男
面白いゲームだ。 少し付き合ってもいいか
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~2話へ続く~