参考 : さん
(お名前把握できなかったです。)
(すみません。)
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srr
新しい歌ってみたを録り終わった帰り道。
散歩がてら僕とそらるさんは小さな丘に登っていた
srr
妙に真面目な声でそらるさんが僕を呼ぶ
プレゼントかな?なんだろう
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僕はワクワクしながらそらるさんの目を覗き込んだ
srr
mfmf
そらるさんの口から出た言葉は僕の思っていたものとは全く違っていた
淡々としていて、普通の事のように言葉を吐き出している
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mfmf
あまりのことに僕は地面に座り込んだ
これはなにかの間違い。
そう思っていたかった
でも、
あなたは言うんだ
srr
綺麗な綺麗な彼の頬に
srr
ぽつり。
雫がこぼれた
srr
涙が地面に滴るようでも、
彼はその言葉を繰り返すだけ。
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mfmf
mfmf
僕は必死でそらるさんを引き止める
だって、ここで引き止めなかったら、
放っておいたら、
自分を追い込んで壊れてしまうでしょう?
あなたを生かすためだけに
僕はいるんだよ
mfmf
放り投げられた光を
僕が掴むから。
mfmf
僕があなたの心臓に戻すから。
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星々の間を器用にも縫って
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真っ直ぐ落ちていかないで
mfmf
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そらるさんがいる大切さを花びらのように重ねて
あなたを受け止めようとする
僕の何度も折れたぼろぼろの腕じゃ
支えることすらできない
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あなたの心の脆い糸が
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ミサンガだったら幸せかな
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さっきまで、まるで怒っていた顔をしていたまふだが
一瞬、消え入るような穏やかな声になった
srr
俺だってそうしたい。
少し迷いが生じた俺に追い打ちをかけるよう、
あなたは言うんだ
mfmf
座り込んだまま
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やっと絞り出したような声を吐き出すと、白色の頬に
mfmf
きらきら。
こぼれた雫が頬をぐしゃぐしゃに濡らしながら。
馬鹿みたいに泣きながら
そう言うんだ
srr
俺はまふの背中を優しく撫でてやった
ここで何も言わなかったら、
放っておいたら、
ずっとずっと引きずって壊れてしまうだろう?
あなたを生かすためだけに
俺はいるんだよ
srr
いつも大変な時に集め損なってしまう光 、
これからはちゃんと拾うように。
今回は俺が心臓に戻してやろう
srr
星々の間を器用にも縫って
srr
真っ直ぐ落ちてることに気付いて
srr
ありきたりな言葉で花びらを避けて
あなたを引き寄せようとする
何度も砕けた俺の身体じゃ
手を伸ばすだけで精一杯だから
srr
俺は柵の向こうへ体を持っていく
srr
体がふわりと宙を舞った
mfmf
まふの見開いた目と引きつった顔が見える
srr
あなたの心の脆い糸は
srr
切れても願いなんて叶わない
『落ちていく』
mfmf
まふは柵から身を乗り出し手を差し出す
srr
もう届かないのに、
伸ばす手は空を掴む
俺は悟ったように目を閉じた
『落ちていく』
mfmf
微笑むだけ、手を伸ばしただけのそらるさんは一向に手を掴んでくれない
mfmf
決死の覚悟で僕も策を乗り越え宙を舞った
竦む足は空を蹴る
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一秒でもはやく、あなたの所へ
『 あなたはどこ 』
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すぐ近くでまふの声がする
どこにいるの
声は聞こえても何も見えない
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伸ばした手が温かさに包まれ
垂らされた糸に気づく
『あなたが掴んで』
俺は落ちる
『 あなたはどこ 』
mfmf
目を閉じ、 右手を伸ばすそらるさんめがけ
必死に空をかく
掴もうとしても手はすり抜けていくばかり
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必死で出した声、やっと冷たい手が僕の手に入った
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冷たい手はだんだんとぬるく、温かくなっていく
垂らされた糸に気づいて
『あなたが掴んで』
僕は落ちる
srr
そらるさんは泣いてるのか、目に水を溜めている
mfmf
僕はなんだかそれが嬉しかった
そらるさんの涙は激レアだからね
僕達は花びらを重ねることも、避けることもせずに
隙間を2人で落ちていく
srr
もう心は何度も、何度も崩れている
mfmf
でも、
やっと分かり合えたんだ
mfmf
やっと繋げた手を離すくらいなら
願いなんて叶わなくたって構わない
srr
だって、
『 あなたがそこに居れば、』
srr
『僕らは』
mfmf
コメント
2件
リクエスト答えて頂きありがとうございます。テスト期間で反応遅れました。すいません。
本日2本目の投稿…!嬉しすぎる((o(。>ω<。)o))感動して涙が止まらなくなっちゃいました(´;ω;`)