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三章十三話
残り2日
紫陽花
湊
カイ
零雷
俺は昨日心の中にいるとき丸一日眠ったきりになっていたようで心配されていた
湊
俺は必死に何をすればいいか考えた
《本音は?》
突然聞こえた声
でも俺は本音を言った
紫陽花
零雷
紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花
今まで言えなかったこと、全部言った。
俺の本音をみんなは真剣に聞いてくれて
言い終わった後は誰よりも早く湊が
湊
泣きながら、言ってくれて
紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花
会えないかも知れないって思うと明日が来て欲しく無いって思いが込み上げてくる
カイ
零雷
湊
紫陽花
湊
この時間は俺にとって一番の幸せで、忘れられない時間
でも時が経てば明日になる
今まで死にたいしか頭になかった
でもきっかけ一つで考えは変わる
俺は湊に、会ってから生きる意味を見つけて、大切な物が増えていくと同時に
生きたい、もっとみんなと一緒に居たい
綺麗事を言いたいって事ではないけど、
死にたいのには何かしらあって死にたいって思うそれは悪い事じゃないしいい事ではない
周りは話を聞いてあげて寄り添うことしか出来ない
きっかけを与える事が出来る
生きるきっかけさえあれば死にたいなんて思いは昔の遥か昔の事
泣きたければ泣けばいいとか
抱えられないものを抱えるな、無理するな
そんな言葉綺麗事ばっかな世界だけど、同じ思いしてる人は少なからずいて、気持ちを共有出来る人なんている
死にたかったら死んだらいいでも大切な人、生きていて欲しい人がいるならその人の為に生きて悲しませたくないなら生きて助けたい人がいるなら死ぬ気で助ければいい。
俺だって同じだ
それだけ、
辛いなら叫べ死にたいなら死んでもいいでも悲しむ人はいる