奏斗
僕は北高校の2年生奏斗突然だが今とても幸せだ。言葉では言い表せられないくらいにしかしつい最近まではこんな気持ちになれなかっただろう。
奏斗
つい最近と言っても10ヶ月程前である。僕は自殺しようとしていた。原因は[いじめ]最初はそこまで激しくなかったが次第にその行為はエスカレートしていき今の僕は冷静な判断すら出来なくなっていた。もう死のうそう思った時だった...
美波
「ちょっと!君何してるの!?」
奏斗
振り返るとそこには女性が立っていた。
美波
「君そこは危ないよ今すぐ降りて!」
奏斗
「うるさい!部外者が口挟んでんじゃねぇよ!俺はもうここから飛び降りて死ぬんだ!」
美波
「君にどんな事情があるかは知らない...でも、死ぬのはダメだよ。」
奏斗
その時の彼女の顔は少し悲しそうな表情だった。