コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第五話
俺
俺
俺
俺
俺
俺
俺
俺
俺
ペラッ
○月×日
今日は なにかいつもより 記憶が飛んでいることが多かった なぜなのかわからない こんど「ぼく」たちに 聞いてみようと思う
俺
俺
俺
俺
俺
俺
母
母
俺
俺
俺
母
母
俺
怖い
ん? 俺は今なんと思った?
『怖い』 そう思ったのか? 実の母親に対して そんなこと思ったのか?
あぁ
俺
母
俺
俺
俺
母
俺
俺
俺
ガヤガヤ
俺
俺
なぜか今日は周りが すごくうるさく感じる 人が消えて仕舞えばいいのに と思うくらいには
俺
俺
俺はあることを思いついた
『現実』がうるさいと感じるなら 『人格世界』に逃げて仕舞えば いいんじゃないかと
俺
俺
俺
俺はここに居たくない
平和な人格世界に篭っていられたら どれほど『幸せ』かと 思ったんだ
ペラッ
俺
目の前が暗闇に包まれた
はずだった
俺
何度めくっても 人格世界にはいけない
俺
俺
俺
俺
俺
『それならボクと少しの間入れ替わりませんか?』
どこからか そんな声が聞こえた気がした
俺
目の前が暗闇に包まれた
俺
俺
ぼく
ぼく
俺
私
自分
俺
俺
俺
私
自分
自分
自分
俺
私
そこに映し出されていたのは 今にも
死んでしまいそうな
『俺』だった