なると
どうもみなさん! 忘れた頃に戻ってくる、なるとです!
なると
こいつ生きてたんだくらいに思い出していただければ幸いです()
なると
試験が終わって休みに入ったので書く時間ができました…!
なると
まあ試験だけではなく、単に東京卍リベンジャーズとヒプマイにハマって小説アプリから離れてただk((
なると
ごめんなさい。
なると
大変お待たせしました、第9話です…!!
なると
どうぞ!
男
なんなんだてめぇ!
男
うがっ…
恋崘
ふぅ…片付いたね!
紗都実
おう!
紗都実
じゃあ帰るk…
2人とも!!
紗都実
え、ぁ…なーくん?
ようやくあいつらの場所がわかったよ!
紗都実
は!?
恋崘
あいつらってもしかして…
そう。 恋崘の両親を殺した奴らだよ…。
紗都実
じゃあ早々に捕まえて警察に突き出して…!
そう簡単にはいかないよ…
俺たちも、一応あいつらの懐に入り込む方法を 探してみたんだけどね
一つの方法しか見つからなかったんだよ。
紗都実
じゃ、じゃあそれを…!
ダメなんだ…
恋崘
な、んで…?
危険すぎるからだよ。
俺は、誰も危険な目に合わせたくない…
紗都実
………
恋崘
と、とにかく!
恋崘
その方法を聞かせてほしいなっ…
………うん。 わかった。久しぶりの全員集会だ。
七茂璃
みんな急に集まってもらっちゃってごめんね。
峙留
もしかして今日呼んだのって…
莉/犬
とうとう動くの!?
七茂璃
まあまあ、落ち着いて。
七茂璃
これから流優斗くんが、今日の集まってもらった目的について話してくれるから…
紗都実
なーくんどっか行くん?
七茂璃
ちょっと資料を取りに行くだけだよ〜
流優斗
では、説明しますね。
流優斗
今日は、まあお察しの通りあいつらについて話そうと思ってます。
流優斗
あいつらは、一万人ほどの大きな犯罪組織です。
莉/犬
一万………
流優斗
あいつらには組織の名前はありません。
流優斗
しかし巷では「Blue Wasps」つまり「青いスズメバチ」と呼ばれてるみたいです。
恋崘
青い……スズメバチ…?
流優斗
はい。 朝昼晩関係なく、窃盗、殺人、麻薬の取引、闇オークションなど様々な犯罪をそれぞれで群れとなって行なっているそうです。
流優斗
きっと、群れに分かれているところやそれぞれにリーダーがいるところなどからスズメバチと言われるようになっています。
流優斗
あと、あいつらが行った窃盗や殺人の現場に必ず謎の青い紋章が描かれいることによって青と言われるようになったんだと思います。
紗都実
最低な奴らだな…
峙留
もうスズメバチが可哀想に思えてきたわ…。
流優斗
世の中の犯罪のほとんどにあいつらが関わっていると言われています。
流優斗
それに、一番厄介なのは何度手下たちを逮捕してもリーダーを捕まえない限り群れが潰れないことなんです。
流優斗
現在存在している群れは全部で、10個あって
流優斗
窃盗、殺人、強盗、粗暴、知能、麻薬取引、拉致、特別、証拠隠滅、小物製作部隊と分かれているんです。
流優斗
また、部隊の中にはさらに細かいグループで分かれているところもあります。
恋崘
そんなに細かく…
紗都実
じゃあどうやったらそんなの捕まえればいいんだよ。
七茂璃
それを今から説明するね。
峙留
なーくん!!
七茂璃
流優斗くん、説明ありがとう。
七茂璃
で、どうやったら一気に全員捕まえられるかというと、
七茂璃
5ヶ月後に一年に一回きりの大きな幹部会があるんだ。
七茂璃
会長と副会長と10人の幹部はもちろん、小さいグループのリーダーたちも全員集まっているんだ。
七茂璃
そして、部隊のメンバーたちは全員それぞれのアジトで画面越しに幹部会を眺める。
七茂璃
裏切り者がいたときに、会長が襲われないようにする対策だそうだ。
七茂璃
部隊のメンバーたちは警察に任せて、俺たちは会長と幹部を捕まえる。
恋崘
それで危険って言ってたのはなんで……?
七茂璃
幹部会が行われるのは、他にも富豪や芸能人が乗っている豪華客船の一室なんだ。
七茂璃
そこに忍び込むことがまず難しい。
七茂璃
そして、どう捕まえるかが一番の問題だ。
七茂璃
他にも客がいるから船ごとっていうわけにもいかないし…
七茂璃
紗都実くんところちゃんを信用してないわけではないけど、相手はほんとに手強いんだ。
七茂璃
正面から突破するときに、2人きりじゃ流石にきついと思うんだ。
七茂璃
だからスパイにならなくちゃいけない。
七茂璃
でも、それはそれでバレたときが危なすぎる。
七茂璃
俺は2人を危ない目に合わせたくない。
恋崘
で、でも…!
恋崘
僕はあいつらを許せない!
恋崘
僕のお母さんお父さんだって、莉/犬くんに親友だって…
恋崘
ほかの罪のない人だってたくさん殺されたんだ…。
恋崘
この機会を逃したら、もうあいつらを捕まえられないかもしれない。
恋崘
だから、もしみんなが否定したって僕だけで作戦を実行する!
紗都実
恋崘……
莉/犬
ころちゃん…
紗都実
恋崘がそんな真剣なのに1人でやらせる訳がないだろ?
莉/犬
俺の親友のことも考えてくれてありがと!
峙留
そんな組織ぶっ潰すしかないやろ!
恋崘
みんな…
流優斗
もう! 僕たちが否定したらどうするつもりだったんですか?
七茂璃
俺は、メンバーの意見を尊重する。
七茂璃
2人の覚悟だけじゃない。 るぅちゃんのハッキング技術や莉/犬くんの小道具がないと侵入は不可能に近いし、俺と峙留くんのサポートがないと作戦実行も難しい。
七茂璃
みんな…かませる?
全員
かまそぉぉぉぉおお!
この感じ懐かしい。
そう思った瞬間、頭にないはずの記憶が流れてきた。
ころちゃん。 ここで辞めちゃうの?
後悔しない?
もし、まだやりたいことがあるならさ、
一緒にかまそ?
そう言って太陽のような笑顔で微笑んだ彼は、七茂璃さんにそっくりだった。