工事現場のリーダー
おい!小僧
工事現場のリーダー
しっかり持て!そんなに足腰弱いんじゃ、クビも近いな!
とわ
すみません、しっかり働きますので!
工事現場のリーダー
そうか、しっかり結果に繋げろ。
とわ
はい!
俺はとわ。今は高校へ入学仕立ての年だが、俺は高校へ入っていない。今は少しの希望のために生きている。そう。これはいまから3ヶ月前のこと。
俺の彼女のよつはしっかりもので、頭が良くて、やさしくて、すごく可愛くて何一つ文句ない女の子だった。
よつは
ねーとわちゃん。
とわ
なにー?
よつは
今からうち来ない?
とわ
え?よつはのとーさんとかーさんは?
よつは
今日は2人で旅行なの!
よつは
だから!
とわ
そっか!じゃあ今からうち抜け出して行くわ。
よつは
やったー!
よつは
よつは
まって!とわちゃん助けて!
とわ
よつは!どうした?
とわ
どうした!
とわ
おい!
とわ
おい!
とわ
今からそっち向かうぞ!!
俺は間に合わなかった。どうやら放火だったようだ。しかし、犯人はまだわかってない。だか、もし30分早く行ってたら、俺はよつはを救えたかもしれないという罪悪感に問われた。よつはは顔中やけどで包帯でぐるぐる巻きになり、肺の病気になった。これからいしきをもどすためによつはは移植が必要となった。そこで母さんに俺は頼むことに決めた。
とわ
なあ、かーさん。
お母さん
どうしたの?
とわ
あのさ、よつはが火事にあって意識がなくなってるのはカーさんも知ってるよね?
お母さん
ええ、知ってるわよ。
とわ
そこでお願いなんだ!
とわ
俺の留学費を使っていいから、よつはお金だしてやってくれないか?そーじゃないとあいつ.........。
お母さん
嫌よ。
とわ
なんで?
お母さん
そんなお金うちにはないわ。よつはちゃんなんてどこの汚れた雑巾かわからない子は意識が戻らなかろうが死のうが勝手にすればいいのよ。
とわ
俺知ってるよ?父さんの賄賂の金で、去年5億儲けたのも、母さんの情報提供の賄賂で今年入って9800万も儲けたのも。知らないとでも思った?全部寝てるフリしてたけど聞こえてたし、金のありかだって知ってる。よつはの家が今すごく貧乏であいつの父親の会社が倒産したことも知ってるだろ?カーさん忘れたのかよ?とうさんが無職になって明日の生活に困った時、父さんの独立まで支えてくれたのは誰だよ?よつはのお父さんだろ?
とわ
だったら少しぐらい払ってやってくれよ!頼むよ!
お母さん
いやったら嫌よ!
お母さん
私は何があっても認めないし、あんたの留学費も留学に使わないなら、私が使うわ!
とわ
ならいい、俺自分で働いて稼ぐわ
お母さん
できるものならやって見なさい🎶
こうして俺は働くことになった。いつになるかは分からないけど絶対によつはをたすけてやろうときめた。
魔法使い
おい坊や。
とわ
なんですか?
魔法使い
私は魔法使いだ。君は今彼女の病を治すために精一杯自分の人生を犠牲にしてまでして、それは彼女のためになるのかね?ただの自己満足ではないか?
とわ
そんなことないです!よつはは自殺じゃないんです。よつはも生きたいとおもっているはずです。
魔法使い
それは本当なのか確かめてみないかい?
とわ
どうやってです?
魔法使い
本人に聞くのさ。
とわ
そんなこと出来るはずありません。よつはは意識がないんですよ?
魔法使い
ああ、知ってるよ?私最初に言わなかったかね?魔法使いだって言うことを?
とわ
そんなことあるはずありません。
魔法使い
本当にそうかね?
とわ
そんなのだれも見た事ありませんよ。
魔法使い
なら自分の目で確かめてみるんじゃ。これを見よ。
魔法使い
これはエイブラムスの想い箱といってな。昔ワイビーエイブラムスとゆう若者がおってな。
魔法使い
エイブラムスには若い奥さんがいたんだが、その奥さんは亡くなってしもうた。
魔法使い
だが亡くなる前日にエイブラムスと大喧嘩してな。
魔法使い
彼は奥さんにごめんとありがとうのふたつを最後にどうしても伝えたかったのじゃ。
魔法使い
そして彼は毎日1日1回、奥さんが大切にしていた箱に‘sorry,と書いたメモと‘Thank you,と書いたメモを入れて、死を迎えた後一緒に燃やされたのだが箱だけ残った。
魔法使い
それがこの箱じゃ。
魔法使い
離れている人
魔法使い
近くにいるが本音を言わない人
魔法使い
言葉が通じない外国人や動物
魔法使い
意識がない人
魔法使い
もう存在しない人まで話すことが出来るのだよ。
魔法使い
どうだい?使ってみるかね?
とわ
はい!是非お願いします。
魔法使い
なら、2回だけだ行っておいで。
とわ
(ここはどこだ?誰かいる!)
とわ
よ、よつは!
とわ
大丈夫なのか?
よつは
一つ目の質問はそれですか?
とわ
あ、違うよ。
とわ
一つ目の質問それは.........。犯人は誰だ。
よつは
それはね、同じクラスのかなちゃんよ
とわ
そーなのかあいつなのか!
よつは
時間は限られています。二つ目の質問をどうぞ
とわ
じゃあー。よつはは移植は嫌か?
よつは
.........。
よつは
それは答えられないわ。
よつは
違う質問にしてください。
とわ
え、そうなのか。じゃあ俺への願いとかはあるか?
よつは
あるわ。
とわ
それを教えてくれ。
よつは
私を殺して。
よつは
じゃあね。
とわ
よ、よつは!なぁまてよ!よつはっ!
魔法使い
どうだったかね?
とわ
よつはにころしてといわれた。
とわ
なぜだ?
魔法使い
相手の立場になって考えればいいことさ。ではここであたしは失礼するよ。
目覚めたらベッドの上だった。 だがどうも夢には思えない。よくよく考えてみると、よつはの顔はひどい火傷を負ってるし、移植しても、毎日辛いだろうし、よつはのきもちをかんがえることができなかった。
次の日俺は病院に行ってよつはの点滴にちょっとしたやくひんをくわえた。そしておれも一緒に飲んだ。
とわ
よつは、コレでずっと一緒だな!
よつは
うん!ありがとう。とわちゃん💕