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放課後の教室
いつもより賑やかだった
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
うり
じゃぱぱ
のあ
ひろ
ひろ
うり
のあ
わたしは笑いながら鞄に荷物を入れていた
___ふと、視線を感じる。
顔をあげるとじゃっぴと目が合った
じゃぱぱ
えと
じゃぱぱ
えと
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
笑いながらも、ちょっとだけ、心が暖かくなった。
カラオケに移動して、わいわいと部屋に入る。
ゆあん
うり
ひろ
のあ
みんなで騒ぎながら順番に歌っていく
そして、うりがギターのイントロを口で鳴らしながら、 しっとりとしたバラードを選ぶ。
うり
えと
えと
うり
うり
ゆあん
ひろ
のあ
えと
誤魔化すように画面を操作する
たぶん、誰も深くは突っ込まなかったけど、 誰かの中に、何かが確実に芽生えていた。
カラオケからの帰り道
のあ
のあ
のあ
うり
のあ
のあ
じゃぱぱ
えと
ひろ
ゆあん
30秒くらい、沈黙が続いた
ひろ
静かにひろくんが言う
その言葉にみんなの足が止まった
じゃぱぱ
えと
えと
のあ
桜が、ひらひらと舞っていた。 春風はやさしいのに、 その中に混じる小さな違和感だけが、じわじわと広がっていく。