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しの
〜りもこんの過去〜
もぶ
りもこん
最初はこんな言葉ばかりだった
笑って近づいてきて、
誰にでも同じ声で話す人だった
もぶ
別に疑ってなかった
王子として扱われるのも
そういうものだと思っていたから
でも、少しずつ
違和感が増えていった
もぶ
もぶ
自分の名前で
勝手に決められていることが増えていった
りもこん
りもこん
でも、彼女は笑った
もぶ
もぶ
その一言が1番嫌だった
優しいから言わなくていい
優しいから勝手にしていい
でも、結局は…
もぶ
もぶ
りもこん
やっぱり…
みんな、金目当てかよ……
〜ふうはやの過去〜
最初は普通に嬉しかった
もぶ
ふうはや
どこに行っても、
そんな言葉ばかりだった
悪い気はしなかった
むしろそういうもんだと思ってた
ふうはや
冗談っぽく聞いてみた
相手は一瞬止まった…
もぶ
その間が気になってしまった
別の日にはまた別の人が言う
もぶ
でも、みんな同じ目な気がした
言葉は違うのに
中身が全部同じに見えた
ふと思うようになった
この「好き」とか「かっこいい」とかって
どこまで本当なんだろうって
試しに少しだけ距離を取った
もぶ
もぶ
今度はすぐに変わった
さっきまでの好きはどこにいったんだろう
どっちが本音なんだろう
いや、
どっちも違うのかもしれない
人の言葉を
そのまま受け止めるのはやめた
「好きです」と言われても
すぐには信じなくなった
「優しいですね」と言われても
その裏を探すようになった
本当の気持ちがどれなのか
分からなくなったから…
〜かざねの過去〜
かざね
かざね
そう言ったのは、自分だった
怖がってた人に
安心させるみたいに笑って
かざね
その言葉に嘘はなかった
本気でそう思っていたから
兄
兄
かざね
守られたのは自分だった
届く距離だったのに
間に合わなかった
目の前で崩れる音
何もできなかった自分の手
さっきまであった温もりが
一瞬で消えた
かざね
あの時もっと早く動いてれば
違う選択をしていれば
自分に自信があれば
何度も、何度も、考えた
でも
どれだけ考えても結果は変わらない
それからだった
誰かと関わるのが怖くなったのは
守れなかったのに、
また「守る」と言う資格があるのか
近づけば
また同じことになるんじゃないかって
そう思うと
手を伸ばすことすらできなくなった
かざね
かざね
〜しゅうとの過去〜
もぶ
簡単に言うくせに
簡単に変わる
その繰り返しを見てきた
しゅうと
もぶ
しゅうと
しゅうと
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
この時はまだ良かったんだ
メイド
しゅうと
メイド
そう言ってた人が
次の日には居なくなってたり
もう無駄だなって思った
信じるから裏切られたって思う
だったら最初から、
信じなきゃいい
信じるだけ無駄だ……
のあ
全員、重くない、?
いや、重いって言うか…
ちゃんと理由があるのが1番しんどいんだけど…
ただ嫌ってるだけならまだよかったかも…
いやいや、良くないけどッ!
どう接したらいいの…
執事
のあ
執事
のあ
執事
執事
そんな頭下げられたら……
のあ
執事
のあ
執事
コメント
2件
うわぁぁぁぁ…何何感動的な話泣いちゃうッ(?) 思っていたと通り神でした!投稿頑張ってください!