TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

《短編集》まどマギの正しい道とは

一覧ページ

「《短編集》まどマギの正しい道とは」のメインビジュアル

《短編集》まどマギの正しい道とは

1 - 《短編集》まどマギの正しい道とは

♥

54

2022年03月21日

シェアするシェアする
報告する

「魔法少女まどか☆マギカ」「マギアレコード(魔法少女まどか☆マギカ外伝)」のネタバレを含みます。 それでもよければどうぞ☆

茜音

先生ッ!!先、生……!!

先生

…………ご、めんね。せめ、て、茜音、だけ、は……

茜音

やだっ!!やだやだ!!!!先生!!

先生

ッう、アァァァァァァァァァァアア!!!!

茜音は先生のお手伝いさんでした。

契約もしていない、ただ先生を見守り、魔法少女の事を知るだけの女の子。

普通の女の子なのに、何故か結界の場所を良く当ててしまう子でした。

ある日、いつものように先生と茜音は魔女の結界に入りました。

先生はとても強かったのです。

でも、茜音の為に、ソウルジェムの汚れを無視して、魔女をやっつけました。

__先生は、結界内で魔女になりました。

茜音は魔法少女でもない。仕組みも知らない。何も分からない無知なる少女でした。

ただ願いが一つだけ叶い、身体能力が上がる魔法少女が気になり、先生に着いて行っただけなのです。

茜音は絶望の表情を浮かべ、その場に立ち尽くしました。

茜音

……キュウべぇ。どういう、事?

茜音

先生は……どうして、魔女、に?

キュウべぇ

先生?あぁ、初希の事かい?

キュウべぇ

初希は初希自身のソウルジェムが濁りきってしまった。濁りきってしまった人は魔女になってしまうんだ。

茜音

……どうし、て?ソウルジェムは何なの…………?

キュウべぇ

ソウルジェムは自分の命そのもの。ソウルジェムが破壊されれば死ぬし、ソウルジェムから一定距離を保てていなければ死体と化する。だから体にどれだけ傷を負ってもソウルジェムが粉々にならない限り、死ぬ事は無い。戦闘に特化した物さ。

茜音

…それは先生に言っていたの?

キュウべぇ

聞かれてないからね。

茜音

…………ッ…

茜音

なんの、為に……ッ!!

キュウべぇ

この世界を守る為だよ。この世界は、そうやって人間達が1つの願いを叶える事に変わっていった。僕達がいなければ、君達は今頃洞窟で住み、狩りをして獲物を得ていたんだよ?

キュウべぇ

僕たちインキュベーターは、誰かが魔女になる事で感情エネルギーを得る。それを使って宇宙の延命を目的としている。

茜音

……

茜音

人の感情が、無いんだっけ

キュウべぇ

人の感情が分かっていれば、僕達はここに居ないだろう。

茜音

…………まぁ、一理ある、ね。

キュウべぇ

理解出来る人でよかったよ、茜音。

キュウべぇ

……茜音は、契約する気はあるかい?僕達の目的が理解できるのなら、手伝って欲しいんだ。

茜音

…………へぇ

キュウべぇ

茜音は初希と一緒に戦っている時、魔女の結界をよく見つけていた。そこから予想するに、茜音の感情エネルギーは大きいだろう。それは、僕たちのノルマは茜音という人物1人で簡単に超えるだろう。

茜音

…………………………分かった

茜音

なら、私の願いは……

茜音

__感情エネルギーを、生み出したい

キュウべぇ

……………ありがとう、茜音!

茜音はキュウべぇの「宇宙の延命」という目的に賛同しました。

茜音はたった一度の願いを、キュウべぇの為に使いました。

茜音はあの後、魔法少女という役目で、魔女を倒すと感情エネルギーを得ることが出来るという概念を変えることになったのか。

概念を変えることは出来ず、その願いに耐えきれず魔女になってしまったのか。

それは、茜音にしか分かりません。

__さて、最後に問題です。

私は誰でしょう

っていう謎ストーリー()

私ね、まどマギ見てた時は勿論「キュウべぇただの最低野郎じゃん…」って思いました。

でも、良く考えれば、キュウべぇは1つの願いを叶える能力を持ってます。

本来叶うはずのない、理想の願いが出来るんですよ?それが規模が概念を変え、ソウルジェムが耐えれなくなる願いでなければ、何でも。

例えば、彼奴が死んで欲しい、とか、魔法が欲しい、とか、幸せになりたい、とか。本来ありえないことなんですよ。

そしてキュウべぇはいつか魔女になる時に得る感情エネルギーを目的としている。それを初めて聞いたとか、聞かない方が悪い。そんなの願いが叶うだけなんて思わないで欲しい。当たり前だ。そんなのキュウべぇが太っ腹なだけじゃん(?)

それに対してキレたりしたって、宇宙の延命のために人の願いも叶えて、頑張ってくれるキュウべぇが報われ無さすぎ。

だから、キュウべぇは悪くないと思う。悪いのは自分に都合の悪い事を悪だと決めつける人間な気がした。

それを踏まえて、私は「こう願ったらどうなるんだろう」って気になってしまったことを小説にしてみました。

でも、多分、キュウべぇは感情エネルギーのノルマを達成して、茜音は魔女になったんじゃないかなーって思う。

そんな概念を変える有り得ないこと普通耐えきれるわけないからね〜……

あと最後は普通にシリアスにしたかっただけ() まぁ、どうしてこうやって茜音の事を記しているのか、それは誰なのか。想像したら面白そうだね。

まぁ、こういうまどマギの色んな考える事でした(?)

最後に。自分や仲間という少ない命を大切にするか、宇宙という大きい概念を守るか。何方が正しいと思いますか? 私は、宇宙なんじゃないか?そう考えてこのストーリーを作りました

皆さんはもし魔法少女になった後、自分達の命を弄ばれているが、宇宙を守る為だという事を知ったら、どっちが正しいと考えますか? それでは、ばいちゃ☆

この作品はいかがでしたか?

54

コメント

1

ユーザー

はい宿題してきますね()

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚