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主
1話目です
主
どうぞ
太中
BL
中也
ｯ…
中也
はぁー……
中也
(今日もまた…か……)
中也
ｯｯ……てぇ…
中也
(何もしてないと痛みに敏感になっちまうから動くか…)
ガチャ
中也
？
中也
なんだ？？
太宰
ちゅーや
中也
太宰？！
中也
なんでここに？！
太宰
そりゃ、朝ごはんを作ってもらおうと…
中也
はぁ…わりぃが今日は作れない((ベットから立ち上がる
中也
ｯ…((ﾌﾗｯ
太宰
中也！？((支える
太宰
中也？大丈夫？？
中也
あぁ…平気ｯ…だ……
太宰
本当に？
太宰
ほんとに平気なの？そんなわけなくない？？
中也
ほんとに平気だよ
中也
もういいから手前は早く帰れよ
太宰
…わかったよ……
太宰
じゃあね
中也
あぁ…
バタン
中也
……
中也
ｯｯ~~~~~
中也
ってぇな…
中也
はぁ…なんで俺は丈夫な体じゃねぇんだよｯ…
中也
…んな事言っても仕方ねぇよな！
中也
仕事行くか！！
コツコツ
中也
ゴホゴホ…
中也
(あー…こりゃちっとやばいな……)
中也
首領にバレるかな…
中也
まぁ、何とかその場しのぎしとくか！！
森
よく来たね中也くん
中也
はい
中也
ご要件はなんでしょうか
森
そうだね
森
今日は少し会合に行ってもらおうと思ったのだが…
中也
…どうかいたしましたか？
森
……はぁ、医者の私の目を甘く見てはいけないよ
中也
…なんのことでしょうか
森
きみ、今日咳は出ていないかい？
中也
……出ていません
森
そうかい
森
では、今日は病室から出られないと思った方がいいかもしれないね
中也
そ…れは……ダメですね
森
そうだろうね
森
で？
中也
……少し出ました
森
今は少しですんでいるからいいけれど
森
後々辛くなるよ？
中也
それは承知です
森
……今日は家で休みなさい
中也
嫌です！首領！！
森
中也くん、君は喘息を起こすと1ヶ月は仕事に出られないだろ？？
中也
ｯｯ……
森
もう息をするだけで喉がヒューヒュー言ってるのでは無いのかい？
中也
……いってません
森
そうかい
森
でも本当のことを言った方が身のためだと私は思うんだけどねぇ…？
中也
…何故ですか？
森
だって先月だって中也くん死にかけてたじゃないか
中也
そ、それはぁ…
森
それで？喘息が酷い上に仕事をやろうとして紅葉くんに殺されかけてなかったかい？
中也
…(蘇る記憶
森
それで？
中也
今日の朝から調子が悪いです
森
うん
中也
喉も呼吸をすると音がなります
森
うん、ちゃんと教えてくれたね
森
じゃあ、今日は点滴をしようね
中也
……
中也
今日は有給にしてもらって家で休みます
森
そうかい
森
じゃあ点滴終わった帰ってね？
中也
今帰ります
中也
では！
バタン！
森
あ、中也くん！！
森
もう、君は本当に自分の体の事がよく分かっていないんだね…
中也
ｯｯ……((ﾋｭ-ﾋｭ-
中也
(大丈夫だ、路地裏を使えば誰に見つかることも無くちゃんと家にたどり着ける……)
中也
ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ
中也
(さっきっから咳止まんねぇし、咳のせいで体力が尽きてきた…)
中也
ﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾎｯ……
中也
(やっべ…もう無理だ、ここで少し休んでから帰ろう)
中也
ｸﾀｧ…((壁に寄りかかる
中也
ﾊｧﾊｧ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ
太宰
中也？
中也
あ？
主
今回はここまでです！
主
次回をお楽しみに！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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