芦戸三奈
緊急会議 ~!!!
麗日お茶子
三奈ちゃん 〜、無理だよこれ…
芦戸三奈
うむ…確かにさっきのは違ったかも…
芦戸三奈
じゃじゃ!次こんなのどう!?
結構人が必要なんだけどね ~
結構人が必要なんだけどね ~
麗日お茶子
ちょ、ちょっと休憩!
芦戸三奈
てかさ ~、お茶子ちゃんはなんでそんな元気ないの?
麗日お茶子
え、そんな元気なく見える?
芦戸三奈
見える!!
麗日お茶子
え ~、そうかな ~…
芦戸三奈
まぁね?緑谷がいないといろいろ寂しいもんね?
麗日お茶子
そ…それはみんなも一緒やけどね!?
芦戸三奈
え ~そんな軽い心配には見えないけどなぁ ~
麗日お茶子
ちょっと ~…
麗日お茶子
…でも、凄く心配なのは合ってる
麗日お茶子
ほんとに…どうしたらいいんだろ……
芦戸三奈
…まぁいつか登校してくるって!大丈夫っしょ!
麗日お茶子
ふぁ …
麗日お茶子
ねむい…
芦戸三奈
まぁあれよお茶子ちゃん!恋は山あり谷ありだから!
三奈ちゃんのニヤとした顔が頭に浮かぶ。
私に言われたその言葉にまた頬が熱くなっていく。
麗日お茶子
そういうのもあるんだけど…
本当にどうしていなくなってしまったんだろう。
理由なんて本人に聞けるような事じゃないのは分かってるのに
分かっていても、気になってしまう。
でも、穴の空いたA組は嫌だから
デクくんにずっと会えないなんて私には耐えられないから
デクくんの為なら私は
この気持ちも今は無くしてみせる。
だから、だから
麗日お茶子
…ん 〜っ、早く歯磨きして寝よ
歯を磨いて、寝て、
そしてまた、デクくんのいない朝を迎える。