/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
狂月
前回も見てくれた方は
ありがとうございます！
ありがとうございます！
桃葉
(●´ω｀●)
狂月
特に話す内容ないので
このまま本編いきまーす
このまま本編いきまーす
桃葉
雑だねぇ（ﾎﾞｿｯ
狂月
黙ろっか
桃葉
お母さん……だよね？
僕が案内された場所は 冷たくて悲しい匂いでいっぱいの 真っ白な部屋
ここは……どこ？ お母さんは？ この人は誰なの？
桃葉
嘘だよ！こんなの
僕は信じないから！
僕は信じないから！
桃葉
お母さん！
早く目を覚ましてよ！
早く目を覚ましてよ！
桃葉
僕のこと
またギュッて抱きしめてよ
またギュッて抱きしめてよ
桃葉
また大好きって言ってよ
桃葉
早く家に帰ろう？
お父さんも待ってるよ？
お父さんも待ってるよ？
バンッ
お父さん
桃葉！
桃葉
お父さん！
お父さん
お前……なんでお前が生きてる
お父さん
お前が周りに気をつけていれば
母さんだって死ななかった！
母さんだって死ななかった！
人殺し
桃葉
ひと……殺し
お父さん
お前なんて家族じゃない！
お父さん
母さんに謝れ！俺にもな！
お前さえ産まれてこなければ
お前さえ産まれてこなければ
どうして
どうして
どうして
桃葉
僕は悪くないっ！
お父さん
お前が悪い！お前が産まれてきたのも
全部
全部
桃葉
もうやめてよっ！
お願いだから もうこれ以上は言わないで
僕が壊れていく
大好きだった家族の思い出に 亀裂が入ってしまった
あの日から 僕の世界は壊れてしまった
地獄に 変わってしまった
桃葉
お母さん
ごめんなさい
ごめんなさい
毎朝お母さんに謝る
桃葉
お父さんを変えてしまって、
家族の思い出を汚してしまって、
ごめんなさい
家族の思い出を汚してしまって、
ごめんなさい
お父さん
おい！
朝飯くらい作れないのか！
朝飯くらい作れないのか！
下から聞こえて来るお父さんの声
桃葉
全部が怖いものになっちゃった
桃葉
お父さんも、昔はあんなじゃなかったのにな
桃葉
見てみて！
すっごい高いビルばっかりだよ！
すっごい高いビルばっかりだよ！
お父さん
そうだな
お父さん
お父さんはあのビルで働いてるんだよ
桃葉
かっこいい！
お父さん
ありがとな！
お父さん
よし！
お母さんのプレゼント買いに行こうか
お母さんのプレゼント買いに行こうか
桃葉
うん！
お父さん
桃葉にも何か買ってあげるよ
桃葉
ほんと⁉︎
楽しみだなぁ
楽しみだなぁ
懐かしいなぁ
桃葉
もう……戻れないよね
桃葉
だって、僕が全部奪ったんだから
お父さん
おい！早く降りてこい！
桃葉
ごめんさない
お父さん
おい、誰が朝食を作らないでいいなんて言った！
桃葉
ごめんなさｸﾞﾊｯ
お父さん
気持ち悪いんだよ
桃葉
ｸﾞﾊｯｶﾞﾊｯ
ﾊｰﾊｰ ｳｯ
ﾊｰﾊｰ ｳｯ
お父さん
早く作れ
桃葉
……は、い
お父さん
まずい飯でも食わせてみろ
お前の晩飯は抜きになるぞ
お前の晩飯は抜きになるぞ
こんなの日常
なんなら、まだマシな方だ
桃葉
ﾄﾝﾄﾝ
桃葉
ｼﾞｭｰ
桃葉
ｶﾀﾝｯ
桃葉
できました
お父さん
見映えからしてゴミだな
お父さん
食う気失せたわ
お父さん
捨てとけ
あと、今日の晩飯は抜きだ
あと、今日の晩飯は抜きだ
桃葉
はい
もったいない
お父さん
じゃあな
お父さん
次のテストもきちんと成績残せよ
お父さん
俺の顔に泥を塗るな
桃葉
はい
狂月
今回はここで切ります
桃葉
え、中途半端な
狂月
なんでもいいでしょ！
桃葉
は、い？
狂月
？を付けないでおくれ
狂月
まぁ、また次回お会いしましょう
桃葉
またね〜(*･ω･)ﾉ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
