/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
若井滉斗
で？
若井滉斗
なんであんなに飲んだの
藤澤涼架
え？
若井滉斗
普通に、涼ちゃんがあんなに飲むのおかしいでしょ
若井滉斗
なんかあったか？
藤澤涼架
いや
藤澤涼架
その
藤澤涼架
緊張して？というか
ヤバい
若井が真剣な目で見てくるから 嘘もつけない
若井滉斗
んー？
若井が、涼ちゃんの顔に自分の顔を近付ける
！？
若井滉斗
緊張する？
ほんとは分かってるくせに からかわれてる、そんな気がした
藤澤涼架
してないよ！もう！
言葉とは相反して鼓動が速くなっていく
若井滉斗
ふーん
若井滉斗
よかった
若井にはどんなに繕っても見透かされている気持ちになる
それからと言うもの 若井は事あるごとに顔を近づけてくるようになった
そのいたずらにいちいち緊張してる自分もいた
藤澤涼架
うわっ！
若井滉斗
^_^
藤澤涼架
もーーーいいって
藤澤涼架
緊張しない！
若井滉斗
うそつけ！
藤澤涼架
嘘じゃないしー
若井滉斗
ふーん
本当に
本当に
若井がなに考えてるかわかんない
脳裏にあの顔が張り付いて剥がれない
あの顔のせいで寝れない
あの顔のせいで気分は上がったり下がったり
あの顔のせいで
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
