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主
主
主
主
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また目が覚めてしまった
今何時だろ……
隣に置いた時計に目をうつす
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顔の上に手のひらを置いてため息をつく
俺は最近体調不良に悩まされていた
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頭はズキズキするし
身体は相変わらずだるさが抜けない
食欲も減ってきた
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でもあいつに心配かけるわけにはいかない
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もう眠れないとわかりながらも目を閉じる
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また勘づかれそうになる
素直が故(ゆえ)に勘が鋭いというか……
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はぐらかすのも心が痛い
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ぽすっ、とソファに顔を埋める
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立ち上がったとたん目眩に襲われた
視界がぐらぐらと傾く
思わずしゃがみこんで顔をおおう
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悪化の一途を辿るだけだ
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幸いしゃがんだ所は見られていない
ゆっくり立ち上がる
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そう言ってはにかむ彼を見たら
なおさら体調不良なんて言い出せなかった
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いつも通りの彼が作るおいしそうなご飯
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でも今は身体が食べ物を拒絶している
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少しだけ箸でとって口に運ぶ
彼らしい優しさいっぱいの味
とてもおいしい
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でも…
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今朝よりも頭痛が酷くなってきた
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ゆっくり立ち上がり引き出しの方へ向かう
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引き出しを引くと薬の箱が入っていた
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しかし、手に取って察した
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一気に気持ちが沈む
しかしそろそろほとけがこっちに来る
空箱をゴミ箱に放り投げソファにダイブする
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どたどた、と足音が聞こえて 咄嗟に起き上がる
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ガチャン🚪
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彼が居なくなって一気に気が緩む
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ソファにつっぷしたまま時間が過ぎる
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気持ち悪さから水分をとらないと どうにかなりそうだった
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ゆっくり立ち上がる
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足元がふらつく
頭がくらくらする
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思わず壁に手を付けて身体をあずける
身体は鉛(なまり)を付けられたように 重かった
ここから座り込むのも苦しい
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壁にもたれてうつむく
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頭に激痛がはしる
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思わず顔をしかめて頭を抑える
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心臓がばくばくとうるさい
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徐々に視界がかたむく
景色が白黒に見える
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落ち着け
履歴の1番上の人に助けを求めた
ほとけ...っ
ピロンッ📱
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その発信元を見た瞬間、嫌な予感がした
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彼に何かあったのかもしれない
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震える手でスマホを取る
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必死に耳をすます
『.....っ』
微かに聞こえる呼吸音
『はぁ...っはぁっ...』
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彼のSOSサイン
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『ほと...け...ッ』
『はぁ...ッ』
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『...っ』
苦しまぎれの声が聞こえた次の瞬間
ガタンッ
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『あぁ”...ッ はぁッはぁ...ッ』
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電話にすがるように名前を叫び続ける
自分でも信じられないスピードで走った
はやく
はやく着け
はやく彼の元へ
ガチャン🚪
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大好きな人が戻ってきてくれた
息をきらしながらも
必死に俺の名前を呼んでくれて
俺を優しく包んでくれる
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頬が濡れる感覚がした
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彼の腕や服のそでをぐっと掴む
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呼吸の仕方がわからない
なんで
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そう言っていたずらっぽく笑うほとけ
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俺の身体は思うように動かず
華奢なほとけのどこにそんな力があるのか
されるがままお姫様抱っこされてしまった
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顔ちか...
目を合わせられなくてそっぽを向く
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ほとけは悲しそうで悔しそうな 表情でそう言った
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ベッドに転がると一気に疲れが押し寄せた
久しぶりに眠れそうな感じがする
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