結婚指輪 さところ

今日は俺の彼女、ころんの誕生日だ。 今日はころんが俺の家に来ている。 俺の横でソワソワしているのがめちゃくちゃ可愛い。

ころんは俺が誕生日を忘れたと思っている。 忘れるわけないじゃん。 俺の世界で1番大好きな人の誕生日だぞ？

俺は冷蔵庫にいってコーラとコップを取って部屋に戻った。

部屋に行ったらころんが指輪を持っていた。

言えなかった。だって、夜にころんに渡そうと思ってたやつだから。

ころんが出ていった。 当たり前か.......誕生日に浮気が発覚したんだもんな。 浮気なんてしてない。俺はころんしか愛してない。

なんでころんが出ていく前に言わなかったんだろう.......

いや、言えなかったのか.......

言い訳だと思われたくなくて、言わなかった.......

その時、るぅとからラインが来た。

俺は今までの事を全部るぅとに話した。

俺は指輪を持って、るぅとの家の近くの公園に向かった。

公園に行くと、ころんがブランコに乗っていた。

ころんの名前を呼んだ。

俺はブランコに向かった。

ころんは拗ねながらも、俺に耳を傾けてくれた。

ころんは目を丸くした。

ころんの左手の薬指に指輪をはめた。

ころんは泣き出してしまった。

俺はころんを優しく抱きしめた。

俺も嬉し涙が出てしまった。

一緒にいれば、ころんと喧嘩してしまう日だってある。

1日話さないことだってあるかもしれない。

それでも、ころんのことは俺が一生かけて幸せにしたい。